「ストレンジシード2018」出演者決定、ままごとが新作を野外バージョンで

4月から5月にかけて静岡で行われる「ふじのくに→せかい演劇祭2018」の関連企画「ストレンジシード2018」の出演者が発表された。

出演が明らかになったのは、ままごと、少年王者舘、DAZZLE、iaku、off-Nibroll、康本雅子＋テニスコーツ、劇団子供鉅人、劇団 短距離男道ミサイル、劇団壱劇屋、きたまり×Aokid、不思議少年。さらに今年は全国から出演者を公募する試みも。募集要項は「ストレンジシード2018」の公式サイトで確認しよう。

今回が初の静岡公演となるままごとは、新作「ツアー」を野外バージョンとして再構成したものを上演予定。公演に先駆け、柴幸男は「“旅”にまつわる劇をする予定です。静岡の空の下、演劇をするのが今から楽しみです」とコメントした。

ウォーリー木下がプログラムディレクターを務める「ストレンジシード」は、“街を劇場に”をコンセプトとしたストリートシアターフェス。5月3日から6日まで静岡・駿府城公園ほかにて開催され、日本全国から集結したアーティストたちがオープンエアなパフォーマンスを繰り広げる。

柴幸男コメント

ストレンジシードに参加します「ままごと」の柴幸男です。
今回がままごとの静岡初公演となります。
「旅」にまつわる劇をする予定です。
静岡の空の下、演劇をするのが今から楽しみです。

天野天街コメント

少年王者舘は昨年も参加し、初めての日中野外の作品「アサガオデン」をつくりました。
アサガオデンとは、朝顔のツルが螺旋状にソラをさし昇り行くさまと、静岡おでんの合成語です。
シゾーカ好きです。
懐哀しくて、憂うれしくて、ウキウキすることができる予感が、いつもするのです。

ウォーリー木下 コメント

街の中で演劇をする。ダンスをする。パフォーマンスをする。それは想像以上に不思議なお祭りになりました。
今年で3回目。今までよりもさらにエリアをひろげ、観客のみなさまには街を歩いて次のステージに移動してもらいます。
移動している最中の日常の風景が、なんだかいつもとは違うように感じることでしょう。
このフェスの面白いところはそういう「街を劇場化」していくことな気がしています。
さあ、地図を片手に、街へ繰り出しましょう。