関ジャニ∞
本作は1976年にアルゼンチンの作家マヌエル・プイグが発表した小説を、プイグ自身が戯曲化した作品。1981年に世界初演されミュージカル、映画化もされた。日本国内でも1991年にストレートプレイ版、1996年にミュージカル版が初演され、上演が重ねられている。今作では演出を、
ブエノスアイレスにある刑務所の小さな監房に収監された若き革命家・ヴァレンティン(大倉忠義)と、未成年者に対する背徳行為で投獄された母親想いの中年・モリーナ(渡辺いっけい)。境遇も思想も正反対だが、2人は徐々に心を通わせていき……。チケットは4月23日発売。
大倉忠義コメント
いつかストレートプレイにはチャレンジさせてもらいたいと思っていました。自分が生まれたころに創られたこの世界的に有名な作品に出演させていただくのは、嬉しさと同時に不安も感じています。すごく難しいお芝居なので、演出の鈴木裕美さんに全力でついていきたいですし、ご指導いただきたいと思っています。また、渡辺いっけいさんはキャリアのある役者さんですので、二人芝居をやらせていただくのはとても光栄なことですし、全力でぶつかっていきたいと思っています。
渡辺いっけいコメント
最初お話を頂いた時、本当に僕で良いの? と思いました。実に素晴らしい戯曲ですが、演じるのはかなり難しい。当然、尻込みしました。でも暫くして思い当たります「大倉君もきっと同じ気持ちなのでは…?」と。そしたら、自然とやる気が出てきました。演出の鈴木裕美ちゃんと芝居を創るのは久し振りです。彼女は掛け値なく信頼できる演出家です。大変心強いです。大倉君とは初共演になります。非常に楽しみです。きっと稽古が始まれば、越えなければならない幾つもの山が待ち受けている事でしょう。でも一つ一つ、お互いを確認し合い、登って行ければと思います。何卒、宜しくお願い致します。
鈴木裕美コメント
「蜘蛛女のキス」は今まで私が演出させて頂いた戯曲の中で、その素晴らしさに於いても、難易度に於いても、指折りだと思います。ストレートプレイ初舞台の大倉さんにとって大変高いハードルであるのは間違いありませんが、 先日お目にかかった時「嘘をつきたくない」と仰っていたので、大変頼もしく感じました。いっけいさんと3人で、持てる想像力を最大限に駆使した稽古をするのが待ち遠しいです。
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リンク
- 大倉忠義主演舞台『蜘蛛女のキス』公式
- The Globe Tokyo
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大倉忠義×渡辺いっけい、二人芝居「蜘蛛女のキス」上演決定 - ステージナタリー https://t.co/yzSOpryMxr