上演テキストに、日本国憲法をはじめ当時の文部省が作成した「あたらしい憲法のはなし」や、尾崎行雄による日本国憲法制定国会での演説などが盛り込まれる本作。昨年2016年に東京・若山美術館の屋上にて公演を行った本作が、劇場空間でどう生まれ変わるのか期待しよう。
なおこの作品は「TPAM - 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2017」の公募プログラム「TPAMフリンジ」として上演される。
萩原雄太コメント
昨年5月の憲法記念日から、かもめマシーンでは日本国憲法や尾崎行雄の演説、70年前の教科書 として配布された「あたらしい憲法のはなし」などを用いた作品「俺が代」を上演している。改憲議論は活発になっているが、改憲に対して「賛成/反対」という二項対立のうちに、我々は何 かを忘れていないだろうか?「賛否」ではなく、日本国憲法に「触れる」ためにこの作品を上演する。それは、演劇だからこそできることだ。
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