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古川雄大「ロミジュリ」稽古で“運命の愛”乞う「またこの役やれてうれしい」

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ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」稽古場より、ロミオ役の古川雄大。

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」稽古場より、ロミオ役の古川雄大。

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」の稽古場が本日12月19日に公開され、ロミオ役をWキャストで演じる古川雄大大野拓朗、ジュリエット役をWキャストで演じる生田絵梨花、木下晴香が囲み取材に応じた。

本作は、小池修一郎の潤色・演出によって2010年に宝塚歌劇星組で初演された、フランス発のミュージカル。その後、2011・2013年には男女キャストによって上演され、さらなる注目を集めている。

最初に披露された「いつか」は、ロミオとジュリエットがまだ見ぬ運命の人を思いながら歌うナンバー。古川と木下はセットの上下にそれぞれ立ち、両手を大きく広げながら「天に召されてもこの気持ちは消えない」と“運命の愛”に憧れる気持ちを高らかに歌い上げた。

続く「バルコニー」には大野と生田が登場。惹かれ合うロミオとジュリエットが再会を果たす有名な場面で、生田はセットの上から「どうしてロミオなの?」「その名を捨てて」ともどかしい気持ちを歌に乗せて露わにする。大野はバルコニーによじ登り「新しい名は“恋人”」と愛を宣言。やがて2人は出会えた喜びをしっとりと歌い、恋のつぼみを育むと誓う。

ラストは、ジュリエットと出会う前のロミオが、親友と青春を謳歌しているシーンで披露される「世界の王」。古川をはじめ、ベンヴォーリオ役の馬場徹、マーキューシオ役の平間壮一、そしてアンサンブルが登場し、ロック調の激しいビートに乗せながら多彩なフォーメーションダンスを繰り広げた。

稽古後に行われた囲み取材で、2013年にロミオ役を演じた古川は「前回は歌も芝居もいっぱいいっぱいでした」と振り返る。「でもその後いろんなミュージカル作品に出していただけるようになり、またこの役をやれることが本当にうれしい。新演出になってキャストも入れ替わり、セットも衣装も改めた新しいロミジュリにご期待ください」と呼びかける。

「人生で1番多く観たミュージカル」と作品のファンを自認するのは大野。劇中のナンバーを収録したCDを購入して何度も聴くほどで「ノリのよい曲がある一方、しっとり聞かせる感動的なナンバーもあって、個性豊かな楽曲に彩られています」と作品の見どころを紹介する。「きっとどの曲も頭に残って口ずさんでしまうと思いますよ」と笑顔を見せた。

生田も「シェイクスピアの長ゼリフが歌詞になっていて、感情を楽曲に乗せて上げていくことができます」と音楽の魅力について言及する。また「作品の理解が浅い段階ではジュリエットのはかなく切ない部分が目についたのですが、演じれば演じるほど彼女の“強さ”を表に出していかなければと思っています」と役を深めているエピソードを明かす。

木下は、今回が舞台初挑戦となる現役の女子高生。小池の演出について「細かく動きをつけてくださるので最初は段取りを追うだけでいっぱいいっぱいでした」としつつも、「“自分の気持ちがあるから体が動く”っていう自然なお芝居の方法を学べました。生田さんにも毎日相談して作り上げています」と手ごたえをつかんでいる様子を伝えた。

公演は、2017年1月15日から2月14日まで東京・TBS赤坂ACTシアター、2月22日から3月5日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」

2017年1月15日(日)~2月14日(火)
東京都 TBS赤坂ACTシアター

2017年2月22日(水)~3月5日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

原作:ウィリアム・シェイクスピア
作・音楽:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎
振付:KAORIalive、小尻健太(尻はかばねに丸が正式表記)

キャスト

ロミオ:古川雄大 / 大野拓朗 ※Wキャスト
ジュリエット:生田絵梨花乃木坂46) / 木下晴香 ※Wキャスト
ベンヴォーリオ:馬場徹 / 矢崎広 ※Wキャスト
マーキューシオ:平間壮一 / 小野賢章 ※Wキャスト
ティボルト:渡辺大輔 / 広瀬友祐 ※Wキャスト
死:大貫勇輔 / 宮尾俊太郎 ※Wキャスト
キャピュレット夫人:香寿たつき
乳母:シルビア・グラブ
ロレンス神父:坂元健児
モンタギュー卿:阿部裕
モンタギュー夫人:秋園美緒
パリス:川久保拓司
ヴェローナ大公:岸祐二
キャピュレット卿:岡幸二郎
ほか

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