6月17日発売の美術手帖7月号では、「2.5次元文化―キャラクターのいる場所」と題した特集が組まれる。
この特集では、2.5次元ミュージカルや、声優がキャラクターとしてパフォーマンスをするコンサート、アニメやマンガ作品の舞台を訪れるコンテンツツーリズム、コスプレ、映画館での応援上映など、2次元と3次元の間に立ち現れる文化にフォーカス。PART1では2.5次元舞台・ミュージカルを取り上げ、その先がけとなったミュージカル「テニスの王子様」を「『テニミュ』という魔法の国のつくり方」と題して33ページにわたって紹介する。
「テニミュ」の特集ページでは、エグゼクティブプロデューサーの松田誠、オリジナル演出・振付の
また舞台「刀剣乱舞」からは、三日月宗近役の
PART2では「2.5次元文化領域」と称される、キャラクターカルチャーの最前線を特集する。特に劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」の応援上映に着目し、
「美術手帖7月号 2.5次元文化―キャラクターのいる場所」収録内容
【PART1】2.5次元舞台/ミュージカル
●STAGE1 ミュージカル『テニスの王子様』
「テニミュ」という魔法の国のつくり方
インタビュー
・エグゼクティブプロデューサー 松田誠
・オリジナル演出/振付
・脚本/作詞
・
・三浦宏規(跡部景吾役)+内海啓貴(日吉若役)
●撮りおろしスペシャル・フォト
MUSICAL THE PRINCE OF TENNIS CONCERT
Dream Live 2016
●STAGE2 舞台『刀剣乱舞』
「刀剣男士」に心を宿す
インタビュー
・ニトロプラス代表取締役 小坂崇氣
・
・脚本/演出
・衣裳 惠藤高清
●STAGE3 インタビュー:2.5次元をめぐる声
・
・
・片岡義朗×
●STAGE4 論考:3つの視点から読む2.5次元
・2.5次元ファンの舞台の見方~宝塚ファンとの比較から~(文:東園子)
・マンガと2.5次元『弱虫ペダル』におけるキャラクター生成のメカニズム(文:岩下朋世)
・2.5次元、僕らの新しいスポーツ ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」(文:上田麻由子)
【PART2】「2.5次元文化領域」加熱するキャラクターカルチャー最前線
●2.5次元文化領域MAP
イマジネーションとのインタープレイ ~2.5次元文化領域の射程~(文:須川亜紀子)
●CASE STUDY
・応援上映
劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』
インタビュー:監督・
論考:「コールアンドレスポンスの妙技」(文:石岡良治)
・キャラ声優ライブ(文:川村覚文)
・アイドル×声優(文:上田麻由子)
・キャラSNSアカウント(文:鎗水孝太)
・コンテンツツーリズム(文:張慶在)
・コスプレ(文:中村仁)
●SPECIAL TALK
キャラクターと「わたし」が出会う0.5の場所
対談:川口晴美(詩人)×岩川ありさ(文学・クィア批評)
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