日本の現代演劇の最新動向追う入門書、平田オリザ×相馬千秋の対談も

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書籍「〈現代演劇〉のレッスン ―拡がる場、越える表現」が、6月14日にフィルムアート社から発売される。

「〈現代演劇〉のレッスン -拡がる場、越える表現」書影

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本書は、アート、マンガといった他分野との融合など、変化と多様化が進む日本の演劇環境全体の動向をまとめた入門書。劇作家、プロデューサー、演劇評論家らを執筆陣に、元シアターガイド編集長の鈴木理映子を編者に迎え、今の演劇界を牽引する劇団や作品を考察する。助成金制度、劇団や公共劇場の経営について解説された「演劇と経済・経営」という章も設けられている。

巻頭では、平田オリザと相馬千秋が「演劇は21世紀をどう生き残るか?」をテーマに対談。また巻末のQ&Aには、「作品選びに迷ったときは、どうすればいいですか?」「シェイクスピアの劇って観ておくべきですか?」「劇団の人たちってどのように生計を立てているのですか?」「演劇の経営って一般企業とどう違いますか?」など9つの質問が並ぶ。これらの問いに、サンプルとハイバイの舞台制作とマネジメント業務に携わる有限会社quinada取締役の三好佐智子、ドラマトゥルクの草分けとして知られる長島確らが回答を寄せている。

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徳永直良(つくば在住の設備管理員、元書店員) @naox_toku

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