「弱虫ペダル」新世代編で坂道が2年生に!「先輩の思いも背負って走る」

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「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」が、明日3月4日にTOKYO DOME CITY HALLにて幕を開ける。本日3月3日には、公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

(左から)手嶋純太役の鯨井康介、鳴子章吉役の鳥越裕貴、今泉俊輔役の太田基裕、小野田坂道役の小越勇輝、真波山岳役の植田圭輔、葦木場拓斗役の東啓介、御堂筋翔役の村田充。

(左から)手嶋純太役の鯨井康介、鳴子章吉役の鳥越裕貴、今泉俊輔役の太田基裕、小野田坂道役の小越勇輝、真波山岳役の植田圭輔、葦木場拓斗役の東啓介、御堂筋翔役の村田充。

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「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」公開ゲネプロの様子。

「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」公開ゲネプロの様子。[拡大]

「~総北新世代、始動~」の物語は、主人公の小野田坂道ら総北高校自転車競技部が、インターハイにて優勝を果たした後、坂道たちが2年生になったところから始まる。舞台「弱ペダ」ではお馴染みの、ハンドルを手に持って自転車レースを熱く再現する手法はもちろん、自動販売機などの脇役をメインキャストが何役もこなすというクスリと笑ってしまう西田シャトナーの演出も健在。昨秋上演された前作「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR ~2つの頂上~」からはキャストをがらりと入れ替え、新キャプテンとして下級生たちをまとめる手嶋と葦木場の熾烈なレース、レギュラーの座を目指し必死に奮闘する杉元など、新たな登場人物を中心に、各キャラクターのエピソードが、原作マンガに忠実に描かれていく。

山本一慶演じる杉元照文。

山本一慶演じる杉元照文。[拡大]

囲み取材には多くの報道陣が詰めかけた中、小野田坂道役の小越勇輝、今泉俊輔役の太田基裕、鳴子章吉役の鳥越裕貴、手嶋純太役の鯨井康介、真波山岳役の植田圭輔、葦木場拓斗役の東啓介、御堂筋翔役の村田充が登壇。まずは座長の小越が「明日から初日ということで、最後まで怪我のないよう、新生総北、また新しいこのカンパニーで素敵な公演を最後まで届けていけたら」と挨拶する。舞台「弱虫ペダル」への参加は2回目となる小越だが、「前回から半分以上キャストが変わりまして、同じ作品なのにすごく雰囲気が変わったなと最初から感じていたんですが、最初にワークショップで走り方をやったときに、初めての人が多すぎたので僕がお手本みたいなことをさせていただいたんです。自分もまだ2回目ですけど、先輩的な感じになったんだなと改めて感じました」と、劇中の坂道の姿にも重なるようなエピソードを明かした。

天羽尚吾演じる岸神小鞠。

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また太田が「僕はちょっと遅れての合流だったんですが、最初稽古場に行ったときに、ここはいったいどこの現場かと思うくらいキャストが増えてまして(笑)。だいぶ雰囲気変わったなと思ったんですけれど、それとともにすごく新鮮な気持ちになりました」と言うと、鳥越も「これまで多くても7人だった総北が、今回は10人。僕、初演のときは一番年下だったんですが、今回は平均年齢と同じ24歳ということで、若手怖いなーと思ってます」と、刺激しあっているカンパニーの様子をうかがわせる。

初参戦となる東は、「演出家の(西田)シャトナーさんの指導を受けて、模型を使ったり、みんなで意見を出し合って作っていくのがとても楽しくて。箱学のメンバーとかと話し合って、お芝居を作り上げていく、毎日充実した日々を過ごせました」とやりがいをコメント。同じく初参加の鯨井も「これまでやられてきた先輩たちの思いも引き継ぎ、新しい風を吹き込めるように精一杯がんばらせていただきます。僕はキャプテンという役柄を任せられましたので、チーム一丸となってがんばっていきたいと同時に、弱虫ペダルファンの方にも期待に応えられるように、一歩一歩ペダルを踏んでいけたら」と意気込んだ。

「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」公開ゲネプロの様子。

「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」公開ゲネプロの様子。[拡大]

1年ぶりの「弱虫ペダル」参加となる村田は「私が一番最初に参加したのがキャパ500(の劇場)だったのが、気付けばここまで来た。普段ここまで大きな劇場で芝居させてもらうことが多くはありませんので、いつもとは違う感覚が必要なんですが、最前列から最後列の皆様までしっかり熱量を届けられるように、若い皆さんと一緒になっていい芝居を届けられたらと思います」と観客にメッセージを送る。またシリーズ参加は7度目の植田は、「斬新な演出は今回も入ってまして、やっぱり西田シャトナーさんすごいなと。『やっぱり弱虫ペダルって素晴らしいな』と思ってもらえると思います。『これが新生弱虫ペダルだ』というものを届けたい」と語っていた。

「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」のビジュアル。

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最後に座長の小越が、「これから熱い戦いが始まっていきますが、新世代始動ということで、これまで繋げてきてくださった先輩たちの思いであったり、作品の中での先輩たちの思いも作品に詰まってると思うので、その気持ちを背負いながら、次の世代や自分たちにも熱を与えて、最後までお客さんにワクワクドキドキを届けていけたらと思います。楽しみにしていてください」と観客に向けてメッセージを送った。

「舞台『弱虫ペダル』~総北新世代、始動~」は、3月27日まで東京、福岡、大阪、神奈川の4都市で上演。千秋楽公演は全国と海外の映画館にてライブビューイングも行われる。なお今作のBlu-rayとDVDの発売日は、7月13日に決定した。

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舞台「弱虫ペダル」~総北新世代、始動~

2016年3月4日(金)~6日(日)
東京都 TOKYO DOME CITY HALL

2016年3月10日(木)~13日(日)
福岡県 アルモニーサンク 北九州ソレイユホール

2016年3月17日(木)~21日(月・祝)
大阪府 オリックス劇場

2016年3月25日(金)~27日(日)
神奈川県 神奈川芸術劇場

演出・脚本:西田シャトナー
音楽:manzo

キャスト

総北高校
小野田坂道役:小越勇輝
今泉俊輔役:太田基裕
鳴子章吉役:鳥越裕貴
手嶋純太役:鯨井康介
青八木一役:八島諒
杉元照文役:山本一慶
鏑木一差役:椎名鯛造
段竹竜包役:植田慎一郎
杉元定時役:中村太郎
古賀公貴役:輝馬

箱根学園
真波山岳役:植田圭輔
泉田塔一郎役:河原田巧也
葦木場拓斗役:東啓介
銅橋正清役:兼崎健太郎

京都伏見
水田信行役:桝井賢斗
岸神小鞠役:天羽尚吾
御堂筋翔役:村田充

パズルライダー:一瀬悠、掛川僚太、伊藤玄紀、河野智平、村上渉

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(c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会 (c)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、セガ・ライブクリエイション

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manzo @manzojp

「弱虫ペダル」新世代編で坂道が2年生に!「先輩の思いも背負って走る」 - ステージナタリー https://t.co/OzvWhRtcJz 明日から公演始まります。今回も音楽を担当させていた頂きました。よろしくお願いいたします!

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