チームしゃちほこが7月19日、東京・赤坂BLITZにてシングル「首都移転計画」購入者特典イベント「そこそこプレミアムなイベント」を行った。
今回の購入者特典イベントは愛知と東京の2会場で実施。6月30日の愛知公演では、地元名古屋に本社を置くカゴメ株式会社の西村氏をゲストに迎えて行われたが、東京公演の第1部には「恋人はスナイパー」「乙女受験戦争」など多くのチームしゃちほこの楽曲を多く手がける浅野尚志が登場した。またイベントの模様はニコニコ生放送を通じて生中継され、会場に招待された777名のみならず、全国のファンがステージの模様をリアルタイムで見守った。
イベント第1部のトークコーナー「しゃちほこの部屋」では、メンバー6人が浴衣姿でステージへ。続いてゲストの浅野が迎え入れられると、客席からは大きな歓声が上がった。容姿端麗、若きクリエイターの注目株、さらには現役東大生という浅野の華やかなキャリアに、会場ではどよめきが起こり、ニコ生では嫉妬のコメントが飛び交った。第1部では「教えて浅野くん」と銘打ち、メンバーから浅野に気になることを質問。秋本帆華からの「さっき、はる(坂本遥奈)には『浅野くん』って呼ばれたいって言ってましたけど、ほのかからはなんて呼ばれたいですか?」というほのぼのとしたものから、伊藤千由李の「やっぱりM1(シングルタイトル曲)かM2(カップリング)かは気になりますか?」というシビアなものまで、さまざまな質問がぶつけられた。
そして第2部の「がっつりライブ」では、これまでに浅野が手がけたナンバー全5曲を軸としたスペシャルセットが披露された。題して「浅野くんまつり」。しかも後半の「ザ・スターダストボウリング」「そこそこプレミアム」「トリプルセブン」では浅野がベースプレイヤーとしてパフォーマンスに参加。激しく動き回るベースラインが生演奏で披露され、場内はいつものライブとは異なる興奮に包まれた。メンバーも「キミの声がききたい!」を「キミのベースききたい!」に、「レーンの前では泣きません!」を「たかしの前では泣きません!」に変えたりと臨機応変に対応。ダンスをしながら浅野と絡み、生演奏入りライブならではの醍醐味を味わっていた。
残るはラスト1曲、というところで20:00になり中学生の坂本はここで退場。ステージには代わりにスイカと緑色のタオル、緑色のペンライトが置かれた。そしてラストナンバーに行くと思いきや、秋本が突然「ちょっと待ったー!」と流れを制止。するとステージ上にはケーキが届けられた。イベント前日の7月18日に16歳の誕生日を迎えた大黒柚姫を祝うためのものだ。ロウソクの火を消す代わりに会場のファンがペンライトを消すという粋な演出に、大黒は涙を流しながらコメントしようとするが、再び「ちょっと待ったー!」「いつものアレをお忘れではないでしょうか?」と秋本&安藤ゆずがさえぎる。ステージ上には大黒の顔面にぶつけるためのケーキが運ばれてきた。メンバーが誕生日を迎えるたびになぜか顔面パイ投げの目に遭う大黒は、慣れた様子でケーキを顔面キャッチし、顔をクリームまみれにしながら大喜び。改めて「マジ感謝」を熱唱し、盛りだくさんのイベントを締めくくった。
またこの日は、8月14日に発売されるライブDVD / Blu-ray「ZeppZeppHep World Premium Japan Tour 2013~見切り発車は蜜の味~」のジャケット写真も発表された。今回のイベントで彼女たちのライブに興味を持った人はぜひチェックしておこう。
2013年7月19日(金)東京都 赤坂BLITZ
チームしゃちほこ「そこそこプレミアムなイベント」セットリスト
01. 首都移転計画
02. サマラバ
03. ピザです!
04. 恋人はスナイパー
05. 乙女受験戦争
06. ザ・スターダストボウリング
07. そこそこプレミアム
08. トリプルセブン
09. マジ感謝
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