SKE48上野、原、卒業公演で「眼差しサヨナラ」披露

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SKE48の上野圭澄、原望奈美が昨日4月16日、愛知・栄のSKE48専用劇場にて卒業公演を行った。

「眼差しサヨナラ」を披露する上野圭澄と原望奈美(左から)。(C)AKS

「眼差しサヨナラ」を披露する上野圭澄と原望奈美(左から)。(C)AKS

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ファンに向けて感謝の気持ちを語る上野圭澄。(C)AKS

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ファンに向けて感謝の気持ちを語る原望奈美。(C)AKS

ファンに向けて感謝の気持ちを語る原望奈美。(C)AKS

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最後はチームEメンバー全員で「白いシャツ」を披露。(C)AKS

最後はチームEメンバー全員で「白いシャツ」を披露。(C)AKS

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チームEメンバー全員、ステージ上で記念撮影。(C)AKS

チームEメンバー全員、ステージ上で記念撮影。(C)AKS

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公演は「掌」の寸劇からスタート。ステージに登場した上野と原はSKE48での思い出を振り返り、原は「みんなとずっと一緒にいたいけど卒業することを後悔はしていない。自分の夢、絶対に叶えるの」と力強く語った。そしてチームEのメンバー全員がステージに集合し、梅本まどかと高木由麻奈が上野と原に感謝の言葉を伝えると2人はメンバーに向かって「みんな、ありがとう」と発言。そこから全員で「掌」を歌唱した。

1曲目で涙を流していたメンバーも2曲目の「逆上がり」になると笑顔を見せ、2人を勇気付けるように元気なパフォーマンスを展開。曲のイントロ部分で金子栞は「今日で最後になるけど、圭澄も望奈美も大好きー!」と2人に対する素直な気持ちを叫んだ。

最初のMCでは4月13、14日に愛知・日本ガイシホールで行われたコンサートの感想が語られた。その中で原は「コンサートで念願の『虫のバラード』を歌わせていただきました。本当に気持ちよかった。なので私はSKE48として何も悔いはないです。今日は最後のステージということで初心を忘れず最高の思い出にしたいと思います」とコメント。さらに上野は「ステージの移動でかがみ過ぎてお尻が痛い」と語り、いつもと変わらないマイペースぶりで会場から笑いを誘った。またMC終盤では次のユニット曲「エンドロール」のメンバーがステージ裏で気合いを入れて叫ぶ声が聞こえ、メンバーや会場のファンを驚かせた。

「エンドロール」では梅本まどか、斉藤真木子、原望奈美、磯原杏華の4人が登場。原は難度の高いダンスをパワフルに踊り、このメンバーで最後となる「エンドロール」を噛み締めるように歌い上げた。そして上野はユニット曲「愛の色」に登場。上野は内山命、酒井萌衣、竹内舞、都築里佳、古畑奈和とともに優雅なダンスを見せて会場のファンを魅了した。

そのまま公演は進行し「ファンレター」を披露して本編は終了。アンコールでは「かすみん! みなみ!」という大きなコールが会場に響き渡り、それを受けてメンバーが再びステージに登場する。そして「不義理」「ハンパなイケメン」「To be continued.」を歌唱。メンバーのほとんどが涙を見せる中、原は力強い歌声で歌い切り、上野はメンバーと抱き合いながらも最後までしっかりと前を見据えて曲を終えた。

本来ならこの楽曲で公演は終了するところだが、ここから卒業公演の特別プログラムが展開。幕が上がると深紅の衣装の原と純白の衣装の上野が登場しチームKIIのユニット曲「眼差しサヨナラ」を披露した。

歌唱後、ステージ上のモニタに2人とチームEのメンバーとの思い出の写真で構成された映像が流れ2人を驚かせる。「水のないプール」をBGMにしたこの映像は高木が作成したもの。その映像が終わると花束を持った金子は上野に「いろいろ思い出をありがとう。みんな大好きだから。バイバイ」と号泣しながら感謝の気持ちを伝えた。

そして2人からファンに向けて最後のメッセージが語られる。上野は「こんな素敵な最後のステージを皆さんと一緒に作ることができて本当にうれしいです。私は3期生としてSKE48に入って、唯一同期のメンバーと同じチームになれませんでした。チームEでは後輩ばかりで本当は同期と一緒のチームになりたいって思ってたんですけど、今ではチームEでよかったって思います。こんな私をいつも気にかけてくれたんですけど、私は先輩らしくなくて最後までみんなに頼ってばかりでした」と涙を流しながら語った。また自身の性格について「前に出たいという気持ちはあるんですけど、いつもそんなに前に出れなくて心配ばかりかけてしまいました。でも最後にじゃんけん選抜に入ることができて、少しは皆さんに恩返しできたんじゃないかと思います」とコメント。最後に上野は「こんなに出るのかというほどたくさん涙が出て、気持ちよく送り出してもらうことができました。SKE48に入ってたくさんの人に出会えてよかったです。後悔はしていません。ありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。

続いて原は「私はSKE48に4期生として入り2年半活動してきました。最初は不安なこともあって何回も辞めたくなりましたが、選抜に入ったり舞台をやらせていただいたりと、本当に数えきれないほどの経験をさせていただきました。その中でたくさんの方と出会うことができて本当に幸せでした」と今までの活動を振り返った。そして原は「私にとってファンの皆さんもメンバーもスタッフさんたちも、みんな家族だと思っています。だから私がSKE48を卒業してもみんなとつながっていると思います。私は今、大きな夢があります。その夢を叶えるために私は一歩を踏み出したいと思います。SKE48チームEの原望奈美を最後まで応援してくださって本当にありがとうございました。つまずいたりくじけそうになったら、皆さんからいただいた声援を思い出してがんばります」と力強くコメントした。

最後は全員でこの日のために作ったチームEのTシャツを着て「白いシャツ」を歌い、2人は笑顔で「ありがとうございました!」と感謝の言葉をファンに伝えてステージをあとにした。なおナタリーでは公演終了後、上野と原に卒業公演の感想を聞いた。

上野圭澄コメント

今日は約3年半、SKE48として活動してきて最後の公演でした。今まで研究生時代から劇場では何百回と公演をやってきましたが、最後の公演をチームEのメンバーとファンの方とスタッフさんに見送られてできたことがすごくうれしかったです。

チームEのメンバーに対しては、私は今まで決して先輩らしくなかったと思うんですけど、たくさん話しかけてくれたり先輩後輩の壁もなく優しく接してくれて感謝の言葉しかありません。これからチームEのメンバーにはもっと上を目指してもらって、私はその姿をファンとして見守っていきたいと思います。

原望奈美コメント

ステージに出る前、このままステージに出たくないって思ってしまいました。これで終わってしまうと思ったら寂しくて……。でも人生最後のSKE48としてのステージだったので、最後まで気持ちをぶつけてステージに立つことができました。ファンの方の声援をとても温かく感じることができて、ここにいることができたたくさんの時間は幸せだったなと改めて実感することができました。

最後に披露した「眼差しサヨナラ」はお互いが好きな曲だったのでやらせていただきました。衣装もたまたまデザインしたものが赤と白で私たちに合っていてよかったです。

チームEのメンバーは本当に長い時間一緒にいて家族みたいな存在。いなくなってしまう私たちは寂しいんですけど、心はずっとつながっていると思うし、思い出もずっと心に残っています。いつも一緒にいる気持ちです。これからはファンというよりも私の家族として見続けていきたいです。本当にありがとうございました!

※記事初出時、写真のキャプションに一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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