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乃木坂46、デビュー1周年で全曲ライブ&新曲も初披露

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昨日2月22日、千葉・幕張メッセイベントホールにて乃木坂46の単独ライブ「乃木坂46 Birthday Live」が行われた。

これは昨年の同日にシングル「ぐるぐるカーテン」でメジャーデビューを飾った乃木坂46が、これまでに発表したシングル4作品の全収録曲を披露していくもの。会場には約9000人ものファンが駆けつけ、彼女たちのデビュー1周年を祝った。

「成長した私たちを観てください!」という永島聖羅の影アナからしばらくすると会場が暗転。オープニング映像、ファンによる「Happy Birthday To You」合唱を経て、デビュー時の衣装を着て登場した乃木坂46は1stシングル表題曲「ぐるぐるカーテン」でライブをスタートさせた。この日は学業のため欠席した市來玲奈を除くメンバー32名でパフォーマンスしていき、曲間では生駒里奈が「今日は乃木坂46の1歳の誕生日をお祝いしてください!」とファンに呼びかけた。続く「会いたかったかもしれない」では会場の熱気が一気に加速。メンバーはステージ上を縦横無尽に動き回り、観客を煽っていった。

最初のMCでは桜井玲香が「今日で乃木坂46、1歳の誕生日を迎えました。デビュー1周年をこんな大きな会場で迎えられるのは、応援してくれる皆さんのおかげです。今日は1歳の誕生日会ということで、皆さん超盛り上がっていきましょう!」と挨拶。その後は「左胸の勇気」「白い雲にのって」「失いたくないから」と1stシングル収録曲を立て続けに披露し、会場をピースフルな空気で包み込んだ。

ライブの合間には各シングル発売当時の秘蔵映像を、メンバーのナレーションとともに紹介。ここでは結成間もない頃から彼女たちを見守ってきたバナナマンからのコメント映像も上映され、「2年目に向けてもっともっとがんばってね」と映像を通じて彼女たちにエールを送った。

映像コーナーが終わると、2ndシングル「おいでシャンプー」のブロックに突入。当時の衣装に着替えたメンバーは元気いっぱいにシングル表題曲を歌い、客席を大いに盛り上げた。「ハウス!」ではメンバーがトロッコなどを使い、会場内に散ってファンを驚かせる一幕も。さらにアンダーメンバーによる「狼に口笛を」や生駒のソロ曲「水玉模様」、白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、松村沙友理によるユニット曲「偶然を言い訳にして」が次々と披露されていった。「水玉模様」では生駒が空中ブランコに乗ってステージ頭上で歌う演出も用意。そして「心の薬」では、生田絵梨花のピアノ伴奏に合わせてメンバーが合唱し、会場を感動の渦に巻き込んだ。

3rdシングルのブロックは「走れ!Bicycle」から勢いよく開始。「せっかちなかたつむり」「人はなぜ走るのか?」では巨大バルーンなどを使った演出も用意されたほか、「海流の島よ」では客席2階通路にメンバーが登場しファンを喜ばせた。また「涙がまだ悲しみだった頃」ではアンダーメンバーが、「音が出ないギター」では選抜メンバーらが客席を沸かせた。

3rdシングルのブロックを終えると、MCコーナーに突入。ライブの2日前に20歳の誕生日を迎えたばかりの橋本は、「20代を迎えた途端、息切れが激しくなってしまって(笑)」と本音を吐露した。また若月佑美は1年前と比べて変わった部分について、「1年前は舞台裏で『頭が真っ白。どうしよう!?』って言ってたけど、今日はみんな『どうしたらお客さんを盛り上げられるんだろう?』と1ランク上のことを考えられるようになった」とコメント。生駒は「地方に行ったとき、最初は私のことを知らない人が多かったのに、(シングルを)2枚、3枚と重ねるごとに名前を覚えている人が増えた」とうれしそうに語った。

MCを終えると松村、白石、秋元真夏による曲紹介から、いよいよ4thシングルのブロックへ。セーラー服に着替えたメンバー32名で「制服のマネキン」を力強くパフォーマンスすると、次は選抜バックメンバー8名が「やさしさなら間に合ってる」で会場をムーディな空気に一変させる。さらに白石、高山からなるユニット「WHITE HIGH」がステージに登場し、高山は「1年前はこんなふうに2人で歌わせてもらえると思ってなかったから、感無量です」とコメント。そして橋本、深川麻衣のギター伴奏で「渋谷ブルース」を、感情を込めて歌い上げた。生田、生駒、星野による「ここじゃないどこか」、アンダーメンバーの「春のメロディー」で客席が温かな空気で包み込まれていき、メンバー全員による「指望遠鏡」でライブ本編は終了。メンバーは1人ひとり挨拶をして、ステージをあとにした。

アンコールでは5thシングル選抜メンバーが新衣装を着用してステージに登場。桜井が「新曲をライブ初披露します」と言うと、3月13日に発売されるニューシングルから「君の名は希望」を披露した。続いてカラフルな衣装を身にまとったアンダーメンバーが、カップリング曲「13日の金曜日」をパフォーマンス。小気味よいシャッフルナンバーで会場を盛り上げると、今度はメンバー全員で「シャキイズム」を歌う。一部メンバーはゴンドラを使って会場内を移動しながら、客席にボールを投げ込んでいった。さらに曲の途中で、本日のライブを欠席予定だった市來が会場に到着。「今学校から戻ってきて、みんなと一緒にステージに立てて本当にうれしいです」と挨拶すると、桜井が「私たちがメンバー全員で1周年を迎えることができたのも、こうやって温かく見守ってくれるファンの皆さまがいてくれたから。2年目は1年目に培ってきた経験をもとに、応援してくださる皆さんからもっと応援したいと思ってもらえるよう、大きく大きく育っていきたいと思います。これからも一歩ずつ坂を昇って行く乃木坂46をよろしくお願いします」と宣言した。

メンバー33人が勢揃いした乃木坂46は、ラストナンバー「乃木坂の詩」を全力でパフォーマンス。エンディングでは客席頭上から乃木坂46のロゴが入った風船が大量に降ってきて、感動的な雰囲気の中、約3時間にわたるアニバーサリーライブは幕を閉じた。最後にメンバーは横一列に並び、生駒の「私たちは乃木坂……」を合図に、全員で「46!」と叫んでからステージを去っていった。ライブの余韻を残し会場が明るくなるかと思いきや、ここでスクリーンに「赤坂まであと70日」という謎のメッセージが映し出される。こうして次にステップにつながる謎を残したまま、デビュー1周年ライブは終了した。

なおナタリーではライブ終了後、生駒と桜井にライブの感想を聞いた。

生駒里奈 コメント

ライブ中、気付いたときには(ライブ終盤の)「ここじゃないどこか」が終わっていて、まだ10分くらいしか経ってないような気がしました。リハのときも時間が過ぎてくのが早く感じたんですけど、本番は一瞬で過ぎていきました。今までのライブは個人的に「今日はここダメだったなあ、次につなげなきゃなあ」っていうのが毎回あったんですけど、今回は全部よかったって言える。(本編最後の)「指望遠鏡」のときは1人ニヤニヤしちゃったし(笑)、テンション上がっちゃって楽しかったです。

(ソロ曲「水玉模様」ライブ初披露について)2枚目(「おいでシャンプー」)で出した曲なのに去年歌わず、しかも歌詞に16歳って出てくるのに17歳になって初めて歌ったんです(笑)。やっぱり緊張しましたね。高いところも楽しかったです。

桜井玲香 コメント

(ライブが始まって終わるまでが)本当に早かったですね。早かったんですけど、ライブが3時間くらいあったので体の疲労感がハンパなくて(笑)。でも全力でやり切れましたね。ファンの皆さんも温かかったですし。(今後のライブは)もっと大きな会場でもやれたらいいですね。

デビュー2年目は1年目にやってきたことをこれからの仕事に活かしていきたい。あとは、これからいろいろ変化していくと思うので……2期生も入ってきますし、皆さんをいろいろ飽きさせないと思います。私たちもいろんな顔をまだ見せきれてないと思うので、そういう部分も出していきたいです。

「乃木坂46 Birthday Live」セットリスト

SE. Overture
01. ぐるぐるカーテン
02. 会いたかったかもしれない
03. 左胸の勇気
04. 白い雲にのって
05. 失いたくないから
--VTR--
06. おいでシャンプー
07. ハウス!
08. 狼に口笛を
09. 水玉模様
10. 偶然を言い訳にして
11. 心の薬
--VTR--
12. 走れ!Bicycle
13. せっかちなかたつむり
14. 人はなぜ走るのか?
15. 涙がまだ悲しみだった頃
16. 海流の島よ
17. 音が出ないギター
--VTR--
18. 制服のマネキン
19. やさしさなら間に合ってる
20. 渋谷ブルース
21. ここじゃないどこか
22. 春のメロディー
23. 指望遠鏡
<アンコール>
24. 君の名は希望
25. 13日の金曜日
26. シャキイズム
27. 乃木坂の詩

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