高橋幸宏、還暦記念ライブに朋友集結、ユニットも出演

2012年9月27日 18:23 131 1 音楽ナタリー編集部

131

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

15 10
43 シェア

12月22日に東京・Bunkamuraオーチャードホールにて開催される「高橋幸宏 60th Anniversary Live」の出演アーティストが発表された。

高橋幸宏とは？

1952年生まれ、東京都出身。高校時代からスタジオミュージシャンとして活躍し、武蔵野美術大学在学中の1972年にサディスティック・ミカ・バンドへドラマーとして加入。その後1978年に細野晴臣、坂本龍一とともにYELLOW MAGIC ORCHESTRA（YMO）を結成し国内外に大きな影響を残こし、1983年に「散開」。その後ソロ活動と併行し鈴木慶一とのユニットTHE BEATNIKSや、原田知世、高野寛らと結成したpupaなどで活躍する。また細野とのユニットSKETCH SHOWや、SKETCH SHOWに坂本が加わったHASYMOやYMOなど、名義を使い分け不定期に活動。ソロとしては、1978年の「Saravah!」以降コンスタントにアルバムを発表し続けた。2013年7月には、ジェームス・イハなどを迎えた新バンド「In Phase」とともに、バンドサウンドを展開したオリジナルアルバム「LIFE ANEW」を発表した。2014年1月に小山田圭吾（Cornelius）、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井の5人をメンバーに迎えたバンド「高橋幸宏＆ METAFIVE」として一夜限りのスペシャルライブを実施する。このステージが好評を集め、その後も複数のライブイベントに出演。同年9月公開の映画「攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone」ではエンディングテーマ「Split Spirit」を書き下ろし、翌2015年にはグループ名を「METAFIVE」へと改めた。 2022年に音楽活動50周年を迎え、同年9月には親交のあるアーティストたちが出演するアニバーサリーライブが行われた。2023年1月11日、脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎で70歳で亡くなった。

高橋幸宏

大きなサイズで見る（全2件）

このライブは高橋幸宏が今年6月6日に還暦を迎えたことを記念し開催されるもの。出演するのはスティーヴ・ジャンセン、小原礼、徳武弘文、Dr. kyOn、矢口博康ら1980年代より高橋と活動を供にしてきた朋友や、近年の活動で欠かすことのできない小山田圭吾（Cornelius）ら16組のアーティスト。中には細野晴臣とのSKETCH SHOW、鈴木慶一とのTHE BEATNIKS、原田知世や高野寛らとのpupaといった、高橋が参加しているユニットも含まれている。

8月8日に12組のアーティストが参加したトリビュートアルバム「RED DIAMOND ～Tribute to Yukihiro Takahashi～」、8月14日に15年振りとなる新刊「心に訊く音楽、心に効く音楽－私的名曲ガイドブックー」を発売し、還暦記念アイテムのリリースが続く高橋。今回のイベントは還暦アニバーサリーの集大成といえる内容になりそうだ。

チケットの販売は9月29日よりスタート。還暦と誕生日を意識し、通常チケットの価格は6666円に設定されている。またお土産付きで1万円の限定プレミアムシートも用意されている。

高橋幸宏 60th Anniversary Live

2012年12月22日（土）東京都 Bunkamuraオーチャードホール
OPEN 18:00 / START 18:30
＜出演者＞
高橋幸宏 / SKETCH SHOW / THE BEATNIKS / pupa / スティーヴ・ジャンセン / 小原礼 / 徳武弘文 / Dr.kyOn / 矢口博康 / 高野寛 / 白根賢一 / 高桑圭 / 小山田圭吾（Cornelius） / 高田漣 / 堀江博久 / 権藤知彦 / and more

この記事の画像（全2件）