1960年代末に「フォークの神様」と呼ばれることに悩んだ時期もあったという岡林。その後1970年代中期に演歌路線に変更して美空ひばりとともに「月の夜汽車」「風の流れに」の2曲を作り、最近は京都の亀岡で畑仕事をしながら歌を歌うという悠々自適の生活を送っている。
今回の番組では、1985年の「徹子の部屋」初登場時の映像が流れるほか、6歳の孫を歌った14年ぶりのオリジナル曲「さよならひとつ」について語り、「この子が20歳になるころは生きているかなあ」と初めて自分の残された人生を思うようになったと告白。また美空ひばりの意外な素顔を明かし、彼女が岡林のライブに飛び入り参加した際の貴重な音源も紹介する。
なお、番組中でも取り上げられた新曲「さよならひとつ」は5月23日にシングルとしてリリース。カントリーテイストのメロディに生命への思いを込めたメッセージソングで、CDにはカップリングとして日本舞踊西川流三世家元の西川右近が作詞した「遥かなるこの旅を」や、表題曲のアコースティックバージョンなども収められる。
岡林信康「さよならひとつ」収録曲
01. さよならひとつ
02. 遥かなるこの旅を
03. さくら雨の朝に
04. さよならひとつ(アコースティック・バージョン)
テレビ朝日系「徹子の部屋」
2012年5月16日(水)13:20~13:55
※記事初出時、番組放送日時の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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音楽ナタリー @natalie_mu
岡林信康「徹子の部屋」出演で14年ぶり新曲を語る http://t.co/eZiZdcWl