蓮沼執太が中心となって、石塚周太(G)、斉藤亮輔(G)、イトケン(Dr)、尾嶋優(Dr)とともに2008年11月1日に結成した蓮沼執太チーム。ライブを中心に不定期で活動をしていたが、2024年に行った屋外パフォーマンスに大きな手応えを感じた蓮沼が「蓮沼執太チームの長い活動が、ライブの現場の一過性だけではなく、長年バンドが続いてきたからこそ演奏、記録出来る音楽があるはず」と考え、約1年をかけて1枚のスタジオアルバムを完成させた。
イベントでは舞台中央に石塚と斉藤のツインギター、その左右サイドに分かれてイトケンと尾嶋のツインドラム、そしてキーボードを携えた蓮沼というフォーメーションでメンバーがステージに登場。蓮沼が「今日は与えられた演奏時間が40分ということでタイトにやっていきます!」と気合い十分に挨拶すると、5人はアルバム1曲目に収録された「TEAMWORK」を力強く疾走感たっぷりに演奏してライブの幕開けを飾った。
蓮沼執太フィル「SoulOsci」のセルフカバーは、近年蓮沼フィルのライブでもアウトロでたびたび見せていた激しいセッションを凝縮させたようなバンドアレンジに。Tortoise「Seneca」のカバーでは石塚のノイジーなギターが圧倒的な存在感を放っていた。
MCでは「インストアイベントってひさびさだよね。記憶にある?」とメンバーに問いかけた蓮沼。これに斉藤が「チームで?」と聞き返すと、蓮沼は「いや、これが1st作品だからチームではやったことないよ(笑)」とツッコミを入れ、会場に和やかな空気が漂った。その後全員で振り返り、2014年2月の蓮沼執太フィル1stアルバム「時が奏でる」、2016年2月の蓮沼ソロアルバム「メロディーズ」のリリースタイミングで行った計2回で、今回が通算3回目だということが判明する。また蓮沼はビジュアルアーティスト / 建築家のセラグリアが手がけたジャケットアートワークに触れ、「これかわいいですよね」とアピール。石塚の母がジャケットのモチーフを“鳥”だと思ったというエピソードを明かしつつ、「犬です」と主張した。
ここまでアップテンポなナンバーを届けてきた蓮沼執太チームは、少しゆったりめな「Triooo - VOL」を挟んで緩急を付けつつ、最後の曲に「ZERO CONCERTO」を選んだ。蓮沼が「この曲は譜面がないので適当な感じでやっています(笑)。それが心地よく響く楽曲になっていますので、皆さん楽しんでいただけたら」と解説した通り、冒頭はシンバルのかすかな金属音やギターの不思議な高音など少ない音数で始まり、次第に全員が爆音でぶつかり合うような熱のこもったセッションへと展開していった。熱演を終え汗をぬぐう石塚を「いい汗かいたね」と蓮沼が笑顔で労いながらステージを降り、5人はCD購入者特典のサイン会に応じた。
セットリスト
蓮沼執太チーム「TEAM」リリース記念イベント 2025年11月27日 タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIO
- TEAMWORK
- United Tee
- SoulOsci
- Seneca
- Gakona
- Triooo - VOL
- ZERO CONCERTO
関連人物
音楽ナタリー @natalie_mu
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🎸🎸蓮沼執太チーム🥁🥁🎹
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1stアルバム「TEAM」リリース記念
インストアライブで熱演
「いい汗かいたね」
ライブレポート / 写真30枚
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