久保史緒里はなぜ屋久島で手紙を燃やすことにしたのか

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11月27日をもって乃木坂46を卒業する久保史緒里。彼女が12月16日に発売する書き下ろしエッセイ「LOST LETTER」の序文が公開された。

「LOST LETTER」より、手紙を火に焚べる久保史緒里。(撮影:田中瞳)

「LOST LETTER」より、手紙を火に焚べる久保史緒里。(撮影:田中瞳) [拡大]

久保はトップアイドルとして生きてきた9年間につづるも、誰にも渡せなかった約150通の手紙があった。卒業発表の直前、短い夏休みに鹿児島・屋久島を訪れた彼女は、その手紙を燃やすことにした。「LOST LETTER」には屋久島旅の道中、縄文杉への登山で去来した思いを振り返ったエッセイや、「嫌われたくない人間」であると自覚する久保が読者に宛てて、その人生経験を凝縮して書き下ろした「17通の手紙」、幼い頃から卒業を目前に控えた現在までを語ったロングインタビューなどが掲載される。

このたび公開された序文は「屋久島 一歩、二歩、三歩」というタイトルで、久保が1週間の夏休みを使い、屋久島へ行くことを決めた心情が書きつづられている。この序文と合わせ、手紙を1通1通確かめつつ、火に焚べていく様子を捉えた写真も公開された。

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久保史緒里「LOST LETTER」序文「屋久島 一歩、二歩、三歩」

夏休み明けの仕事始めの日。メンバーに、卒業を告げる。その次の日、ブログで卒業を世間に発表する。
運命的に生まれたこのスケジュール。人生の岐路を前にして、一週間の夏休みという大きな余白を渡された。
「君は、これから先どう生きる?」
試されているようにも感じた。最後の夏休みをどう過ごそうか。
そういえば、いつか行ってみたいと思っていた場所があるな。
私は、九年間の決別と新しい人生へのスタート切るために、
渡せなかった手紙を抱えて、屋久島に行くことにした。

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