今日だけはウインターエンジェル
本イベントでは、これまでのリリースイベントと同様にCD購入者の中から抽選で選ばれたMINI(INIファンの呼称)が会場に招待された。ザ・ガーデンルームは最大でも約500人収容という小規模な会場で、メンバーは「この距離エグ!」と声を上げるなど、いつもよりも近い距離に興奮気味。普段よりもコンパクトな会場ということもあり、イベントは終始アットホームな雰囲気で進行した。
冒頭の挨拶では、
多数のメンバーが作詞に参加
今月3日にデビュー4周年を迎え、5年目の活動をスタートさせたINI。そんな彼らが今回発表したのは、冬にぴったりの“ウインターシングル”だ。「収録曲すべて、大切な人と聴いて温まってほしい」という願いが込められた本作は、これまでINIが発表してきた重厚感あるリード曲とはひと味違う、ぬくもりを感じさせる収録曲が印象的な作品に仕上がっている。
「THE WINTER MAGIC」は、多くのメンバーが制作に参加している点も特徴の1つ。ドキュメンタリー映画「
「U MINE」の作詞を手がけたのは許。この曲の詞について、彼は「メンバーのことを思って作詞しました。(佐野)雄大のふわふわした感じとか、(尾崎)匠海のキラキラ輝いた感じとか……それがそのままそのメンバーのパートになったりもして」と裏話を明かした。なお「U MINE」のミュージックビデオは今後YouTubeにて公開される。
嚏、霙、氷柱……難読漢字をノーミスで
ニューシングルのコンセプト「この冬INIが贈る、とけない魔法のプレゼント」にちなみ、イベント中盤には「とけない問題を解いてみせろ! 激ムズゲームチャレンジ」と題して、複数の“激ムズ”なミッションにメンバーが挑む企画が展開された。
その中で行われたゲームのうちの1つは、出題される5つの難読漢字を3ミス以内にすべて読み切ればクリアというもの。「氷柱(つらら)」「湯湯婆(ゆたんぽ)」「嚏(くしゃみ)」といった難問が出題されたが、メンバーはこれらを次々と正解していく。さらに「霙(みぞれ)」「霰(あられ)」といった冬にまつわる漢字も難なく読み、ノーミスでクリアしてみせた。予想以上の好成績に、メンバーは口々に「俺らインテリ集団!?」「クイズ番組出るぞ!」と歓喜し、大盛り上がりで喜びを分かち合った。
ゲームコーナーのラストでは、メンバーは「激ムズ クリスマスクイズ」にも挑戦した。ここでは、定番曲「ジングルベル」が元々はクリスマスではなくサンクスギビングのために作られた曲であることやお菓子が詰まった赤いブーツ型の容器「サンタブーツ」は滋賀県草津市発祥であること、「メリークリスマス」の「メリー」は「楽しい」という意味を持つことなど、意外な豆知識が次々と明らかに。しかしあまりにもマニアックな難問の連続に、メンバーからは「誰がわかんねん!」「わからんすぎて腹立ってきた!」と嘆きの声が上がっていた。
MINIの笑顔を守りたい
イベントの終盤には、メンバー1人ひとりがMINIへ感謝の思いを伝えた。今作の制作に深く携わった西は「この冬はこのシングルを聴き通して、大切な人と聴いて、思い出の冬をお過ごしください」と自信を覗かせ、後藤は「このシングルで皆さんとめちゃくちゃ甘い冬を過ごしていきたいですし、今回もめちゃくちゃ熱いシングルにしたい」と力強く宣言。髙塚は公開中のドキュメンタリー映画に触れ「映画を観て涙を流した人もたくさんいると思うんですけど、笑顔でいてくれるMINIが大好きなので。(INIとMINIが)笑い合っているのが一番幸せだと思いますから、これからもたくさん笑顔を見せてください」と優しく呼びかけた。
ほかにも
信じられない、すごいことが起こっている
またイベント中にはうれしい発表も。リーダーの
ニューシングルのセールス記録を受け、木村は「自分たちでも信じられないくらいすごいことが起こっている」と改めて驚きを口にする。藤牧は「毎度毎度こんなに素晴らしい記録、簡単なことではないと思います」と真剣な眼差しで語り、池﨑は「クリスマスを一緒に祝うっていうだけで僕たちを幸せにしてくれて、めちゃくちゃ思いが伝わります。MINIは世界一のファンダムだと思います」と胸を張った。
メンバーそれぞれが深い感謝と未来への希望を語ったのち、本編は温かなムードでフィナーレへ。最後にはメンバーによるお見送り会が行われ、イベントは幕を閉じた。
Bami @Mcmooney20
@natalie_mu 👏👏👏