THE YOUTH、震災翌日の仙台で制作した「アイ」をCD化

THE YOUTHがニューシングル「SYNCHRONICITY」を2月8日にリリースする。

東日本大震災のため相澤大樹（Dr）の実家やスタジオが津波で流された仙台在住のTHE YOUTH。彼らはその後、復興に向けた「THE YOUTHプロジェクト」を立ち上げ、石巻や気仙沼、塩釜といった津波被害の大きい場所で弾き語りライブやフリーライブを続けている。

今回のシングルに収録される「アイ」は、仙台の自宅で被災した中村維俊（Vo, B）が、震災の翌日に物が散乱したままの自室で作り上げた楽曲。中村は他のメンバーと連絡がつかないまま、電気も通っていない、携帯も通じない閉ざされた環境の中で、メンバーたちの無事を信じて必死にこの曲を作り続けた。

その後、仙台に電気が通じるようになってから、中村は自らが講師を務める専門学校で多くの人の協力を得てレコーディングを敢行。できたての新曲「アイ」をYouTubeにアップし、被災地から全国にメッセージを発信した。

■ アイ PV（THE YOUTH）


■ アイ / THE YOUTH（2011.3.25@エフエム仙台）