青りんごのようにフレッシュなMrs. GREEN APPLEが“グリーンアップル大使”に就任

51

749

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 155 548
  • 46 シェア

Mrs. GREEN APPLEが⽇本のりんご⽣産量上位を占める⻘森県と⻑野県の“グリーンアップル大使”に就任。本日9月12日に東京・東京ポートシティ⽵芝ポートホールで任命式が行われた。

Mrs. GREEN APPLEとは?

2013年結成。2015年EMI Recordsからミニアルバム「Variety」でメジャーデビュー。「青と夏」「僕のこと」「ロマンチシズム」といったヒット曲を生み出すも、メジャーデビュー5周年となる2020年7月8日に“フェーズ1完結”を宣言して活動休止期間に入る。約1年8カ月の活動休止期間を経て、2022年3月に“フェーズ2開幕”を告げて活動を再開した。2023年にリリースした楽曲「ケセラセラ」で「日本レコード大賞」を受賞。同年に「第74回NHK紅白歌合戦」初出場を果たす。2024年4月に発表した楽曲「ライラック」はリリースから1年を経ても配信チャートで独走し、ストリーミングの累計再生回数は6億回を突破している。同年7月に日本のバンド史上最年少となるスタジアムツアーを開催。年末にはバンド史上初の「日本レコード大賞」連覇を果たした。2025年5月に音楽アワード「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」で最優秀アーティスト賞を受賞。6月には神奈川・Kアリーナ横浜でエンタテインメントショー「Mrs. GREEN APPLE presents 『CEREMONY』」を開催した。7月から東京ディズニーリゾートのスペシャルイベント「サマー・クールオフ at Tokyo Disney Resort」にて、日本人アーティスト初となるコラボレーションを実施。同月にデビュー10周年ベストアルバム「10」をリリースし、アニバーサリーライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~」を神奈川県・山下ふ頭を行う。10月から12月にかけて5大ドームツアー「Mrs. GREEN APPLE DOME TOUR 2025 “BABEL no TOH”」を開催する。国内の楽曲ストリーミング総再生は100億回を達成。

Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE

大きなサイズで見る(全42件)

本当に何回も確認しました

国産の⻘りんご市場はりんご全体の1割に留まるものの、糖度や⾹りの豊かさなど、知られざる多様な魅⼒を備えており、品種全体に占める割合が増加傾向にある。りんごの消費拡⼤を図るという共通の志を持つ⻘森県と⻑野県が、このたびMrs. GREEN APPLEを「グリーンアップル⼤使」に任命し、りんご市場の全体の活性化を⽬指す。このプロジェクトでは、Mrs. GREEN APPLEの特別デザインのボックスに⼊った⻘りんごを全国で販売。⻘りんごの魅⼒発信につながる企画を実施していく。

大森元貴(Vo, G)

大森元貴(Vo, G)[拡大]

Mrs. GREEN APPLEというバンド名を付けながらも、りんごアレルギーを持つ大森元貴(Vo, G)は「僕が一番驚いていますね。『いいんだ』って。本当に何回も確認しました」と述べ、「当時自分がりんごを食べられないのを忘れてバンド名を付けた。フレッシュに初心を忘れずに活動していきたいという思いから付けました」とバンド名を決めたときのことを振り返った。若井滉斗(G)は「僕はフルーツが大好きなので、普段からフルーツをたくさん食べるんですけど、どうしても赤りんごを食べる機会が多い。今回グリーンアップル大使に就任させていただいたので、青りんごの魅力についてもたくさん知っていけたらなと思っています」と話す。長野県出身の藤澤涼架(Key)は「長野県出身なので、りんごに非常にゆかりはあるんですけど、青りんごは今まで触れる機会が少なかった。これを機に青りんごを皆さんにお届けできるようになったらいいなと思います」と意気込んだ。

青りんごとの共通点は?

委任状を受け取る藤澤涼架(Key)。

委任状を受け取る藤澤涼架(Key)。[拡大]

その後、青森県知事の宮下宗一郎氏と長野県知事の阿部守一氏から任命状を受け取ったMrs. GREEN APPLE。司会者に「青りんごのようにフレッシュな気持ちで挑んだことや、青りんごとの共通点は?」と尋ねられると、大森は「バンドという枠だけじゃなくて、いろんなことにチャレンジしていくのがMrs. GREEN APPLEというバンド。僕自身、今年は俳優業をやらせていただいたり、さまざまな現場でフレッシュな気持ちを感じさせていただいている。そのスタンスは非常に“グリーンアップル”だなと思います」と話す。若井は「見ての通り、青りんごのようにフレッシュな3人です。そこは青りんごとの共通点かなと思います。僕らの楽曲も青りんごのようにさまざまな味があるので、ぜひ幅広く味わっていただけたらうれしいです」とアピール。藤澤は「共通点として、“可能性”というものがあるのかなと思います。音楽のみならず、いろんなプローチや挑戦をして、そこでファンの方々との出会いがあって。青りんごもさらにいろんな方々にもっと知っていただいたら、たくさんの出会いがあるのではないかなと思います」と青りんごの可能性に希望を膨らませた。

まさか青りんごを背負うことになるとは

Mrs. GREEN APPLEの特別デザインのボックス。

Mrs. GREEN APPLEの特別デザインのボックス。[拡大]

特別デザインのボックスのデザインのディレクションには大森も携わったという。大森は「レトロな雰囲気とモダンな雰囲気で非常に迷ったんですけど、両方実現できるという話になりました」と2つのデザインを取り入れたボックスをうれしそうに眺める。若井も「とってもかわいい。これが店頭に並ぶと思うとすごくワクワクする」と喜びいっぱいに語り、藤澤は「『グリーンアップル』という文字があるんですけど、さりげなく『ミセス』って入ってるのがうれしい」と顔をほころばせた。さらに3人はグリーンアップル大使の初任務として、青りんごにまつわる3問のクイズに挑戦。藤澤が2問続けて正解し、長野県出身者としての意地を見せるも、最後の1問を外してしまい悔しそうな表情を見せた。

最後の1問、「王林」にまつわるクイズを外してしまい、全問正解を逃した藤澤涼架(左)。

最後の1問、「王林」にまつわるクイズを外してしまい、全問正解を逃した藤澤涼架(左)。[拡大]

ここで若井と藤澤が青森県産の「きおう」を試食。りんごアレルギーの大森は香りだけを堪能した。若井と藤澤はりんごを食した瞬間、そのあまりのみずみずしさに感激。若井は「噛んだ瞬間からジュワッと甘みが広がって、さっぱりしてる」、藤澤は「ちょっと酸味もありますね」と甘味と酸味のバランスを讃えた。さらに若井と藤澤は長野県産の「ブラムリー」のジャムを味わう。藤澤は「うれしい甘さ!」と目を輝かせ、若井は「奥が深い。先に甘みがきて、噛んでいくうちに味がまた変わっていって何段階もおいしさがある感じがする」と感想を述べた。

任命式の様子。

任命式の様子。[拡大]

最後に大森が「まさか青りんごを背負うことになるとは、十数年前に結成した日は思っていなかった。ライブハウスに人を呼べなかった頃は想像もしていませんでした。こういった責任を楽しく背負わせていただいています。これからも僕らがまず楽しく活動することが、青りんごのよさを届けることにつながっていくと思いますので、今後も楽しく活動していきたいと思います」と挨拶して会見を締めくくった。

この記事の画像(全42件)

読者の反応

ふぁみー理恵🍏 @famie_rie88

なんか、地域とのコラボレーションとか感動するんですが…🥹

融合の時代ですね‼💝
どんどんコラボしていきましょ✨

#青森県
#長野県
#MrsGREENAPPLE https://t.co/ZwvdGl93T8 https://t.co/DtEBKIjU1C

コメントを読む(51件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 Mrs. GREEN APPLE の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。