7月25日に公開される「事故物件ゾク 恐い間取り」は、“事故物件住みます芸人”松原タニシによる書籍を原作とした「事故物件 恐い間取り」に続くシリーズ最新作。渡辺演じる“事故物件住みますタレント”の桑田ヤヒロが「必ず憑りつかれる部屋」「いわくつきの古い旅館」「降霊するシェアハウス」といった事故物件に住み、それぞれに隠された謎に迫る。渡辺にとって、本作が映画単独初主演。主題歌にはSnow Manの新曲「SERIOUS」が使用される。
MCのなすなかにしに呼び込まれファンの前に姿を見せた渡辺は、客席から「しょっぴー!」という黄色い歓声が上がらなかったことが予想外だったと開口一番で“不満”を漏らしつつ「どうでしたか? 怖かったですか? 怖かったならよかったです。引き続き、この作品を盛り上げてもらえたらと思います」と挨拶する。続く吉田が、客席が静かだった理由は作品の余韻に浸っていたからだと分析すると、渡辺は「今の鋼太郎さんの言葉で胸のつかえが下りました。最初は『俺の顔に泥を塗ったな』くらいに思ってたんですけど(笑)」と安堵の表情を浮かべた。
作品のストーリーにちなみ、「最近取り憑かれているものは?」という質問が投げかけられると、渡辺は「今はアイスコーヒー」と即答し「本当に、今日も起きてから今までで4、5杯飲んでます。『飲みすぎてるな』って気付かなかったら、1日10杯くらい飲んでしまうし、本当に取り憑かれているくらい好きです」と続ける。中西茂樹(なすなかにし)が好きになった理由を問うと、渡辺は「ブラックを飲める男ってカッコいいなと思って飲み始めたらおいしく感じてきて」と答え、これに中西は「入り口がダサいなあ!(笑)」とツッコミを入れていた。
「これまでの人生で遭遇した“謎”は?」という質問には「洗濯をして、干すときに靴下の枚数がそろわないときがある」と答えた渡辺。「偶数になるはずなのに1足ないなみたいなときがけっこうあって。そうしたらドラム式洗濯機のパッキンの裏側にいたりとか、ズボンのポッケの中に入っていたりとか。それが数日後にわかるんです。でもそのときには数を合わせたくて新しいのを買っちゃってたりして……」とこのエピソードについて話し続けるも「このトークも謎ですよね。ごめんなさい!」と照れ笑いする。
また挨拶中には、松原による“事故物件”からの生中継や、突然の暗転から照明が復帰すると渡辺の左肩に“幽霊の手”が乗っているというサプライズ演出も盛り込まれた。ホラー映画への出演は初めての渡辺は「本当に撮影現場自体はすごく明るかったので、(劇中との)緩急がすごくて。ただ、実話に基づいているんだなと思うと怖いというか。撮影中はちょっと怖かったので、クランクインしてしばらくはテレビとか電気を点けながら寝てました」と撮影を振り返る。そして最後に「この作品は怖いだけじゃなくて温かみあったりクスっとできたり、いろんなジャンルに染まれる映画になっています。楽しい夏の思い出の1つとして、この作品が皆さんに寄り添えたらいいなと思います」と観客へ呼びかけ、イベントを結んだ。
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