PLAVEは「着替えが早い」「全員おもしろい」日本デビューショーケースで音楽関係者にアピールも

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PLAVEが昨日6月16日に日本1stシングル「かくれんぼ」を配信リリースし日本デビュー。これを記念し、ショーケースイベントが本日6月17日に東京・豊洲PITにて開催された。

PLAVEとPLLI(PLAVEファンの呼称)。©VLAST

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藤井風、tuki.、Vaundyカバーも

PLAVE ©VLAST

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PLAVEとトレンディエンジェル。©VLAST

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「日本デビュー&JP 1ST SINGLE『かくれんぼ』発売記念ショーケース」の様子。©VLAST

「日本デビュー&JP 1ST SINGLE『かくれんぼ』発売記念ショーケース」の様子。©VLAST[拡大]

PLAVEは、2023年3月に韓国でデビューしたバーチャルK-POPグループ。YEJUN(イェジュン)、NOAH(ノア)、BAMBY(バンビ)、EUNHO(ウノ)、HAMIN(ハミン)の5人からなり、メンバーが暮らす「カエルム」という世界と「テラ(地球)」の中間に位置する惑星「アステルム」からファンとの交流を図っている、という世界観のもと活動している。作詞作曲から振付までを自ら手がけるセルフプロデュース型グループで、今年2月には韓国の大手音楽配信サービスMelonにおける総再生回数が20億回を突破するなど、韓国の音楽シーンで大きな注目を浴びている。

ショーケースのMCは、トレンディエンジェルが担当。メンバーの素顔が垣間見えるトークはもちろんのこと、ライブパートも設けられ、日本デビューシングル「かくれんぼ」の収録曲「Chroma Drift - Japanese Ver.」「RIZZ - Japanese Ver.」「かくれんぼ」が披露された。またこれ以外にも、フル歌唱ではないものの、EUNHOが「Wait for you(기다릴게)」、NOAHが「The 6th Summer(여섯번째 여름)」といったPLAVEの代表曲、またYEJUNが藤井風「きらり」、BAMBYがtuki.「晩餐歌」、HAMINがVaundy「不可幸力」といった日本の人気曲を歌う場面もあった。

宇宙人なのに親しみやすい

BAMBY ©VLAST

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HAMIN ©VLAST

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NOAH ©VLAST

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PLAVEの魅力について問われると、YEJUNは「K-POPでは自分たちのカラーを持つことが本当に大事だと思っています。僕たちPLAVEは、作詞、作曲、振付だけでなく舞台演出にも直接参加して、これまでにないステージを作るべくベストを尽くしています」とセルフプロデュース力を強調。また「一瞬で服を着替えられるのもPLAVEならではの魅力」とユーモラスに語りつつ、「でも一番の魅力は、僕含めメンバー全員が面白いところです」と自信満々に述べ、会場を和ませた。BAMBYは「自然体で人間味のある姿がPLAVEらしさ。PLLI(PLAVEファンの呼称)は『宇宙人なのに親しみやすい』という点にも魅力を感じてくださってるんだと思います」と話し、「仲のよさから生まれるポジティブなエネルギーがチームワークにもつながっている」と結んだ。

ショーケースでも披露されたPLAVEの日本デビュー曲「かくれんぼ」は爽やかながらも切ないメロディが特徴の作品。振付は“ダンス担当”のBAMBYとHAMINが担当しており、メンバーがお気に入りの振付について聞かれると、HAMINは「かくれんぼをするように腕や頭を隠す振付がポイント」と語り、BAMBYは「吸い込まれるような動きを表現したイントロのパートが好きです。かくれんぼがテーマの曲なので、子供の頃に見た童話のような要素があるとおもしろいと思ったんです。『ふしぎの国のアリス』のように、主人公が別世界に迷い込む場面を思い浮かべながら振付を作りました。ぜひステージでチェックしてみてください」と紹介した。またお気に入りの歌詞について尋ねられると、「この声が届く頃にまたあの場所で待ち合わせを」といったフレーズが挙がった。

MMMMも来た

YEJUN ©VLAST

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PLAVE ©VLAST

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EUNHO ©VLAST

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なおイベント中には、PLAVEの仲間であるキャラクターMMMM(ムメミム)が登場する場面も。「ムメミム」という音を出すことから命名されたが、本当の名前は不明。小鳥のようなサイズ感ながらも顔つきはメンバーを彷彿とさせ、名前の響きもどこかPLAVEに似ている。耳のように見える部分は磁力が強いアンテナであるといい、過去にはMMMMが行方不明になり、メンバー全員で探し回った結果、冷蔵庫のマグネットに5匹がくっついていたという微笑ましいエピソードも披露された。

今後のグループ活動の展望について、YEJUNは「下半期にはアジアツアーを予定していて、日本公演も開催予定です。ついに日本で初の単独コンサートができるので、とてもワクワクしています」と来日公演について言及。さらに「アニメの主題歌や、有名なアーティストの方々とのコラボにも挑戦したい」と明かし、「もしこの場に音楽業界の方がいらっしゃったら、ぜひこれからもよろしくお願いします」とさりげなくアピールするひと幕もあった。

終演時間が近づき会場に名残惜しさが広がる中、本編ラストに向けてメンバーはPLLIに感謝の思いを伝える。YEJUNは「PLAVEをこんなにも温かく迎えてくださって心から感謝しています。今日は一生忘れられない日になりそうです」とコメント。EUNHOは「世界でいちばん愛した人、PLLI」と日本語でささやくなど、PLAVEはそれぞれの言葉で思いを届け、会場はあたたかな拍手に包まれた。ラストには「この1曲をかみしめて聴いて帰ってください」というMCの言葉とともに「かくれんぼ」のステージが披露され、公演は幕を閉じた。

PLAVE 'かくれんぼ (Hide and Seek)' M/V

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猫乃 @danO__O

いい記事だ https://t.co/hK0hEWh2H1

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