THEラブ人間5年ぶり新作発売、ジャケットは東村アキコ書き下ろし　ニッポンの社長と東名阪ツアー開催

2025年2月22日 21:00 31 1 音楽ナタリー編集部

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THEラブ人間のニューアルバム「ハートのコア」が3月7日に配信で、4月25日にLP盤でリリースされる。

THEラブ人間とは？

金田康平（歌手）、谷崎航大（Violin）、さとうまりな（B）、坂本遥（G）、服部ケンジ（Dr）、ツネ・モリサワ（Key）からなる6人組ロックバンド。2009年1月に金田を中心に結成され、同年4月に自主制作音源「恋街のすたるじい」を発売。2011年5月にインディーズ1stシングル「砂男・東京」をリリースし、7月に東京・渋谷CLUB QUATTROにて初ワンマンライブを行った。同年8月にビクターエンタテインメントからミニアルバム「これはもう青春じゃないか」でメジャーデビュー。2012年5月にメジャー1stアルバム「恋に似ている」、2013年4月にメジャー2ndアルバム「SONGS」を発表し、2013年末をもってベーシストのおかもとえみが卒業した。2014年3月にさとうまりなと坂本遥を迎え6名体制に。彼らのお披露目を兼ねた全国ツアーを経て、9月に新体制初のシングル作品「じゅんあい / 幸せのゴミ箱」を自主レーベル「喫茶恋愛至上主義」より発表。2016年2月にクラウドファンディングで資金を集めて完成させたアルバム「メケメケ」をリリース。3月よりワンマンツアーを行い、4月には2度目の渋谷CLUB QUATTRO公演を行う。2010年に始めた下北沢が舞台のサーキットイベント「THEラブ人間決起集会『下北沢にて』」は2015年で第5回を迎え、過去最大規模で大成功に収めた。

左から東村アキコ、金田康平（THEラブ人間）。

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THEラブ人間「ハートのコア」ジャケット［拡大］

THEラブ人間が作品をリリースするのは約5年ぶり。ジャケットイラストは、メンバーと親交があるマンガ家・東村アキコが描き下ろしている。収録内容は追って発表される。

「THEラブ人間×ニッポンの社長東名阪ツアー『ラブ・ニッポン2025』」告知用画像［拡大］

またTHEラブ人間は5月から6月にかけて、お笑い芸人のニッポンの社長と東名阪ツアー「ラブ・ニッポン2025」を行う。イープラスではチケットを販売中。

金田康平（歌手）コメント

やあ。金田です。
5年ぶりのフルアルバム「ハートのコア」がリリースされます。

今から10年前に「クリームソーダ」という曲ができました。
ちょうど恋人ができたばかりの自分は、その恋の始まりを賛美して、今までの過去の恋愛などすべて無駄なものだと宣言しました。

そんな恋人と別れることになった2020年10月16日からの2週間で、ぼくが書いた何十曲から10曲を選び録音したのが「ハートのコア」です。

音楽も映画も小説も、どんな物語だって、このつまらない現実を少しでも忘れさせてくれるものが大好きです。なのに、自分が物を書くときはどうしても自分という人間を描いてしまいます。描かざるを得なくなってしまうのです。それは本当に辛くて、しんどいです。とっても悲しいことです。でも描くんです。描いて描いて、描き損じをせず、徹底的なまでに描かなくちゃならないのです。

晴子と龍平というキャラクターを、物語の中に立たせたとしても、やっぱりあの子は晴子で俺は龍平になってしまいます。だから、もしかしたら2度と会えないかもしれないから、晴子に伝えたかったことを丹念に描きました。