w-inds.初期楽曲がノスタルジー生むツアー閉幕「僕たちの年齢はもう忘れてください」

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w-inds.のライブツアー「w-inds. LIVE TOUR 2024 "Nostalgia"」の追加公演「w-inds. LIVE TOUR 2024-2025 "Nostalgia" The Final」が1月16、17日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催された。この記事では16日公演の模様をレポートする。

「w-inds. LIVE TOUR 2024-2025 “Nostalgia” The Final」の模様。(Photo by Kippei Ogata)

「w-inds. LIVE TOUR 2024-2025 “Nostalgia” The Final」の模様。(Photo by Kippei Ogata)

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今日と明日だけの特別な曲

昨年7月から11月にかけて行われた「w-inds. LIVE TOUR 2024 "Nostalgia"」は、w-inds.の初期楽曲のみが披露されたライブツアー。海外公演を含む全16公演が行われたのち、その追加公演として「w-inds. LIVE TOUR 2024-2025 “Nostalgia” The Final」が開催された。

千葉涼平(Photo by Kippei Ogata)

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「NOSTALGIA」という文字が高々と掲げられたステージにw-inds.が登場すると、「Feel The Fate」でライブがスタート。2人はバックダンサーとともに華麗なパフォーマンスを繰り広げ、客席に黄色い歓声を巻き起こした。「Endless Moment」では四つ打ちのバスドラムに合わせて、ファンのペンライトがゆらゆらと揺れ、「Paradox」では2人のビブラートを効かせた歌声が場内に美しくこだまする。千葉涼平は「何百曲もありますから、やっぱり昨年までの公演に入れられなかった曲もあって……今日と明日だけの特別な曲も用意していますので」と、これから続くパフォーマンスへの期待感を高めた。

「w-inds. LIVE TOUR 2024-2025 “Nostalgia” The Final」の模様。(Photo by Kippei Ogata)

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「SUPER LOVER ~I need you tonight~」がスタートすると、鮮烈なレーザーが場内を駆け巡る中、w-inds.はキレのあるダンスで観客を魅了。ファンとのコール&レスポンスも繰り広げられ、場内の熱気は急上昇していく。ミディアムチューン「空から降りてきた白い星」「Baby Maybe」を情感たっぷりに歌い上げた2人は、「Night Flight ~夜間飛行~」では一変、ストリングスの荘厳な音色に乗せて重々しい歌声を響かせた。

NOSTALGIA

橘慶太(Photo by Kippei Ogata)

橘慶太(Photo by Kippei Ogata)[拡大]

中盤では「そういえば千葉さん、40代ですね」と唐突に切り出した橘慶太。千葉は「バラすな、バラすな」と笑い、橘が「皆さん、僕たちの年齢はもう忘れてください(笑)」と口にして、場内を和やかな空気で包む。「Dedicated to You」ではミラーボールの光がホールの壁面を幻想的に照らし、ステージに濃いスモークが立ち込める中、2人の切ない裏声が響き渡った。

千葉涼平(Photo by Kippei Ogata)

千葉涼平(Photo by Kippei Ogata)[拡大]

「ageha」「Deny」という2曲のバラードが届けられたのち、バックダンサーたちのダンスパフォーマンスを経て、「try your emotion」がスタート。四つ打ちのビートに乗ってけたたましいサックスの音色が響き、w-inds.は力強くグルーヴィな歌声を響かせる。2人のラップが炸裂した「Love is message」を経て、アップテンポなダンスチューン「Winter Story」が投下されると、ステージ上に掲げられた「NOSTALGIA」の文字が虹色に輝いた。その後、橘は本ツアーのタイトル「Nostalgia」にちなんだトークを展開。10代の頃のライブを振り返り「僕がMC中、水を飲みに行くとき、ちょっとつまづいたんですって。それをお客さんが『かわいい!』みたいな感じで笑ってくださって。でも、そのあと僕から飛び出した一言は『何笑ってんだよ』だったらしいです(笑)。そこで空気がシーンとなって。とんでもないよな。俺は覚えてないのよ」と回顧し、客席に笑いを起こした。

千葉と橘のハーモニー

「w-inds. LIVE TOUR 2024-2025 “Nostalgia” The Final」の模様。(Photo by Kippei Ogata)

「w-inds. LIVE TOUR 2024-2025 “Nostalgia” The Final」の模様。(Photo by Kippei Ogata)[拡大]

「SOMEHOW」でライブはラストスパートに突入。茜色のライトが夕日のように差し込み、2人はアコギの旋律に乗せて抒情的な歌声を届ける。「Long Road」では4人のバックダンサーがフラッグを持って登場。ファンも一緒になって旗を振る中、橘のハイトーンがホールにこだました。橘と千葉が美しいハーモニーを響かせた「Forever Memories」に続いて届けられたのは「Top of the world」。金テープが噴射され、ライブ本編が華々しく締めくくられた。

橘慶太(Photo by Kippei Ogata)

橘慶太(Photo by Kippei Ogata)[拡大]

アンコールに応じて再登場したw-inds.はクールなダンスを披露。千葉はツアーグッズのプリントシールに触れて「あのプリ、ガチで撮りましたよね(笑)」と切り出す。橘は「この年齢でポーズとか決めちゃって。これで売れ残ったらマジで寂しい(笑)」と自虐し、会場の笑いを誘った。本公演のラストナンバーは「Beautiful Now」。w-inds.とバックダンサーは最後までキレのあるダンスを展開し、大きな拍手を浴びながら、ステージをあとにした。

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セットリスト

w-inds. LIVE TOUR 2024-2025 “Nostalgia” The Final 1月16日 パシフィコ横浜 国立大ホール

01. Feel The Fate
02. Endless Moment
03. Paradox
04. 四季
05. Another Days
06. SUPER LOVER ~I need you tonight~
07. 空から降りてきた白い星
08. Baby Maybe
09. Night Flight ~夜間飛行~
10. Dedicated to You
11. ageha
12. Deny
13. try your emotion
14. 変わりゆく空
15. Love is message
16. Winter Story
17. SOMEHOW
18. Long Road
19. Forever Memories
20. Top of the world
<アンコール>
21. Strip
22. Beautiful Now

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この銀テの写真、むっっっちゃいい(つД`)ノ https://t.co/p32t2nTUTr

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