「SUITS OF THE YEAR」は日本経済新聞社が運営する「THE NIKKEI MAGAZINE」が主催するアワード。ビジネスや各フィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変える才能や志を持った多彩な人々を表彰する。今年は「五感を刺激する」をテーマにビジネス、イノベーション、スポーツ、アート&カルチャーの部門が設けられた。二宮はアート&カルチャー部門で選出され、ビジネス部門でオリエンタルランド代表取締役会長兼CEO高野由美子とNature Architects代表取締役CEO須藤海、イノベーション部門で
国内外の映画やドラマで卓越した演技力を発揮し、SNSなどを駆使してファンの裾野を広げ、情報発信の可能性を模索し続ける飽くなき探究心を讃えられ受賞に至った二宮。グレーのストライプが印象的なPaul Stuartのオーダースーツ、グリーンのベルトが際立つLONGINESのマスターコレクションの腕時計を着用した二宮は「スーツとか時計を数多く持ってるほうではないので、お店の方と相談させていただいて。この柔らかくて動きやすい生地が気に入りました。スーツを着るのってビシッとするタイミングが多いと思うんですけど、これは着心地が柔らかいので緊張せずにいられるなと思いました」とその決め手を語る。そして、「大変素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます」と感謝しつつ、個人事務所の設立後を振り返りながら「初めてのことばかりで試行錯誤した1年だったにもかかわらず、こういう賞をいただけてうれしかったです。来年もこういう賞をいただけるように貪欲に仕事をしていきたいと思います」と来年への意欲を述べた。
授賞式後には、登壇者たちが「五感を刺激する」をテーマにトークセッション。司会者から「二宮さんといえばゲームですよね」と言われると、二宮本人は「僕の場合は仕事と併用していて。好きなことやりながらのほうがセリフを覚えやすいんですよ。ゲームをしながら気持ちのいい状態を作ったほうが、セリフが入ってきやすくて忘れづらいんです」と驚きの記憶術を明かす。「表現方法の工夫は?」という質問に対して「身勝手かもしれませんけど、見てくださる方に委ねるのを大事にしているんですよね」と切り出した二宮は、山崎監督の映画「ゴジラ-1.0」に触れつつ「ゴジラは恐いものだけど、映画を観ている人の聴覚を奪えば、ゴジラって悲しく見えたりするんですよね。環境音があって逃げてる人たちの声があるからこそゴジラは恐ろしく見える。見る人によって響き方が違うように、自分も表現の自由度を上げていきたいとは思いますね」と述べた。これを聞いていた山崎監督は「さすが……日本を代表する俳優さんですね。感動しました」と感心し、二宮は「次の作品、決まりました!」と声を弾ませた。
また「二宮さんがほかの登壇者の方に聞いてみたいことは?」と聞かれた二宮は「皆さんの得意分野でどう二宮を使いたいですか? こういう授賞式で欲しがっちゃうタイプなので……せっかくなので……」とほか4人に質問。高野は「なんにでも使ってみたいなと思います」、須藤は「僕は車の設計にも関わっていて、二宮さんに車に乗ってもらってカッコいい姿を見せていただきたいです」と笑顔で答える。山崎監督は「どんな役もできると思うんですよ。一緒にできる仕事があればホントにお願いしたい。前々から注目していたので……なんかあったら断らないでください」と二宮に念押し。高橋は「俳優さんにスケート靴を履いてもらって、氷の上でショーをやっていて。ぜひ一緒にやっていただければうれしいです」と話した。4人の回答を聞いた二宮は「ぜひお願いします。二宮を使ってください!」と無邪気に笑いながら頭を下げた。
第7回「SUITS OF THE YEAR 2024」受賞者
ビジネス部門
オリエンタルランド代表取締役会長兼CEO・高野由美子氏 / Nature Architects代表取締役CEO・須藤海氏
イノベーション部門
山崎貴
スポーツ部門
高橋大輔
アート&カルチャー部門
二宮和也(嵐)
※高野由美子の高は、はしごだかが正式表記。
Ishit Omprakash @Omprakashindia5
@natalie_mu 仕事したい」#二宮和也 🏆️🕴️
#山崎貴 監督や