ドヨン(
アジアツアーの日本公演は、全公演のチケットがソールドアウト。6月に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホール、大阪・オリックス劇場、8月に愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール、そして9月に東京体育館メインアリーナで計8公演で開催され、合計で3万6400人を動員した。
おひさしぶりです。お変わりありませんか?
開演時間になると、太陽が昇り始めた夜明けに、静かに佇むドヨンの映像が流れる。物語の新たな始まりを予感させる映像が終わると、きらびやかな白い衣装をまとったドヨンが登場し、ソロデビューアルバム「YOUTH」の収録曲「Beginning」で美しいハイトーンを響かせライブをスタートさせた。
「今日は心を込めて歌います」と抱負を述べたドヨンはドラマ「ユミの細胞たち」の挿入歌「Like a Star」、「YOUTH」の収録曲「Lost In California」、音楽プロデューサーのライアン・ジョンのプロジェクト・MAXISにヘチャンとともにNCT Uとして参加した楽曲「Maniac」を続けて披露。最初のMCで「おひさしぶりです。お変わりありませんか?」と日本語でファンに挨拶し、流暢な日本語と予想外の丁寧な挨拶で来場者を驚かせた。
「日本のファンと楽しく会話をしたい」という思いで、MCのほとんどを日本語で進行したドヨン。東京公演では「めっちゃありがとうございます!」と最近の若者言葉として覚えた「めっちゃ」を駆使し日本語でファンへの感謝を伝え、合間で水を飲む際には「みんなだけで話していてください」と笑いを取っていた。
NCT 127のあの曲でファンと心をひとつに
その後ドヨンは「この曲は日本のファンの皆さんだけが聴ける曲です。ほかの曲より歌うのが難しいですが、皆さんが真剣に集中してくださるので、がんばります」と語り、2023年1月から3月にかけてテレビ朝日にて放送されたドラマ「星降る夜に」の挿入歌「Cry」や、「YOUTH」の収録曲「Rewind」「Warmth」などを歌唱。自身のソロデビューアルバム収録曲を軸にしながら、ドヨンの青春に欠かせないNCTの楽曲や自身が歌うドラマのOST、東京公演のためだけに準備してきた日本語のカバー曲など多彩な楽曲で構成されたセットリストでライブを披露し、来場者を喜ばせた。
またバンドアレンジで披露されたNCT 127の楽曲「Dreams Come True」では、ドヨンの「皆さん(この曲)知っていますよね?」の問いかけに答えるように会場のファンがシンガロング。「YOUTH」のリード曲「Little Light」ではこの日一番の声援が会場に広がり、このライブのハイライトとなった。
いつでも戻ってきてください
アンコールのMCでドヨンは、これが最後の日本公演になることを悲しみつつ、「このように大きい会場で僕が歌えるのは皆さんのおかげです。本当にありがとうございます」とファンに感謝。そして「僕は、僕たちNCT 127は、僕の、僕たちの場所にいるので、いつでも戻ってきてください」と語った。
鳴り止まない拍手とドヨンコールに応えて行われたダブルアンコールでは、「Rest」が披露された。そしてドヨンは大きな拍手に包まれながら、改めて会場全体へ深くお辞儀をし、イベントの幕を下ろした。
NCT 127 Central @127CENTRAL
240909 natalie_mu Twitter/X Update with #DOYOUNG - Translation
“NCT 127 Doyoung # Dear_Youth Final Performance
Me, and we, NCT 127,
will always be in our place,
so feel free to come back anytime.”
#도영 #NCT127 @NCTsmtown_127 https://t.co/BgNZSLW8Fl