Emeraldの7年ぶりアルバムより「ストレンジバード」MV公開、バンドが存在する意味を伝える

Emeraldの新曲「ストレンジバード」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

「ストレンジバード」は、Emeraldが本日8月28日にリリースした7年ぶりのフルアルバム「Neo Oriented」のリード曲。MVはEmeraldのメンバーが音楽を通じて出会うことがなかった世界線を淡々と描くことで、バンドが存在するということの意味を伝える内容となっている。監督は2021年公開の「Sunrise Love」のMVを手がけた三宅恭平（Construct Film Works）が担当した。

またEmeraldは9月に東名阪で「Neo Oriented」のリリースツアーを開催。大阪と愛知公演ではゲストにFirst Love is Never Returnedを迎える。チケットは各プレイガイドにて販売中。

Emerald / ストレンジバード【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

中野陽介（Vo）コメント

ストレンジバードのMVは長く僕が通うバーのマスターが作ってくれました。
「Emeraldメンバーが出会っていなかったら」というパラレルワールドが、
ラスト50秒の長回しの中で撹拌され現実へと帰結する。
とても不思議でありながら、人間的温かみ、営みを感じることができる4分間の貴重な映像作品です。
初となったEmeraldメンバーの演技もいい味を出してます。
この舞台となった場所は実際に存在し、スタッフや常連も実在する人物達で構成されています。
このバーに通って過ごした時間の記憶が、この曲の歌詞を書き上げる上で背中を押してくれたことは確かです。
僕がこの店で出会ったみんなは、他者に温かい眼差しを持ったサバイバー達です。
自分の日々を必死で生きながらも、互いに向けた温かい眼差しを忘れない。
そうした温かさは時に、絶対的に固定されて動かないとされる風見鶏だって、
空へ羽ばたかせる力になるんだよと、僕は歌いたかったんです。
身をもって、それを表現できるMVを作れたことがとっても嬉しいです。