フューチャーサイダー、3rdワンマンのステージ上で目標を宣言！アルバム発売＆ツアー開催も発表

2024年4月14日 18:30 138 15 音楽ナタリー編集部

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フューチャーサイダーの3rdワンマンライブ「Deep Blue Diary」が4月11日に東京・新宿BLAZEで開催された。

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」の様子。（撮影：ワタナベタイシ）

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新曲も交えながら“青春”を描く6人

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」の様子。（撮影：ワタナベタイシ）［拡大］

フューチャーサイダーは2022年に結成され、「キミのありふれた日常に、青春を、今。」をキーワードに掲げて活動している6人組アイドルグループ。今回のライブタイトル「Deep Blue Diary」に含まれている「Blue」は“青春”のことを指し、「これからも一緒に濃い日々を描いていこう」というメンバーからファンに対する思いが込められている。開演時刻を迎えると、ミュージックビデオ撮影、初のワンマンや海外遠征など、これまでの活動を絵日記で振り返る映像がステージ上の紗幕に映し出され、この日のために用意されたエモーショナルなSE「Deep Blue Diary」が鳴り響いた。そして紗幕に6人のシルエットが浮かび上がり、「二度と戻ることのないこの時の中であなたが描きたいのは一体どんな青ですか？」というセリフとともに1曲目「どんな青を」がスタート。紗幕が落ち、観客の前に姿を現したメンバーはエネルギッシュなダンスを踊りつつ、瑞々しい情緒的な歌声を届けていった。

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」の様子。（撮影：ワタナベタイシ）［拡大］

続いて披露された楽曲もタイトルに“青”が含まれる「青色シルエット」。ファンによる声援がこだまし、フロアに無数のペンライトの光が揺らめく。3曲目の「存在証明」では、瀬乃みくが「いつの日か『ああ、青春だったな』と思えるような、そんな一瞬一瞬を今日は作っていきたい。ありふれた日常だって輝く日にできる。そういう唯一無二の場所でこれからもありたいです。今日は目一杯、青春していくぞ！」と力いっぱい叫んだ。自己紹介を挟んだ次のブロックでは、清涼感と躍動感あふれる新曲「ダダダダッシュ！」やライブの人気曲「初恋チャイダー」が畳みかけられ、場内のボルテージがさらに上昇した。

ステージ上でグループの目標を宣言

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」の様子。（撮影：ワタナベタイシ）［拡大］

次のMCでは、昨年10月に瑞野ひよりとともにグループに新加入した櫻衣まいが「今日までこの6人でたくさんがんばって、いろんな経験を積んできて、ようやく1つのグループとしてまとまることができたんじゃないかなって思ってます。そんな大切な今日、改めて私たちからみんなに決意を宣言したいと思います！」と語ったのち、メンバー全員で声をそろえて「TOKYO DOME CITY HALLを目指します！」と宣言。その夢を肯定する温かい拍手を浴びた6人は、未来の自分たちに向けてステージ上でビデオレターを撮影した。このビデオレターは実際に東京・TOKYO DOME CITY HALLのステージに立ったときに観る予定だという。

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」の様子。（撮影：ワタナベタイシ）［拡大］

その後、フューチャーサイダーはキャッチーな新曲「愛愛 I love you！」に乗せてファンに愛をぶつけると、勢いそのままにライブのラストスパートへ。「TE TO TE」「マジックシック」と立て続けにパフォーマンスし、笑顔でステージをあとにした。

曲中に打ち上がった“花火”

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」の様子。（撮影：ワタナベタイシ）［拡大］

アンコールを求める声に応えて再びステージに登場した6人は、「Gimme a star!!」でパフォーマンスを再開。じっくりと歌い上げる特別なアレンジで観客の心を惹き付けた。続く「愛日和」では、曲がラストのサビ前に入った瞬間、花火が打ち上がる映像がスクリーンに投影され、現体制で再レコーディングした既発曲に新曲2曲を加えたアルバムが配信リリースされること、6月より全国5都市を回る単独ツアーが行われることがアナウンスされた。フロアからは興奮と歓喜の声が上がり、「キミと夏が始まる」「特別な夏をもっと」という歌詞が大きな期待感とともに場内に響いた。

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」の様子。（撮影：ワタナベタイシ）［拡大］

最後のMCでは、メンバーがライブの感想を1人ずつ述べていく。桜歌ひなは「みんながいてくれるから私たちはたくさんの夢を見続けることができています。そしてTDCホールを目指すことになったとき、正直不安とか少しもなくて、『行けなかったらどうしよう』とか微塵も思わなかったんです。みんなが絶対に立てるって信じてるから、そう思うことができているんだと思います」と自信を口にし、「次のツアーを通してもっともっと成長したいなと思います。少しずつTDCホールにふさわしいグループになっていきたいです！」とグループのさらなる飛躍を誓った。

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」で撮影された集合写真。（撮影：ワタナベタイシ）［拡大］

挨拶を終えると、6人は新曲「ダダダダッシュ！」を再びパフォーマンスし、ライブを盛大に締めくくる。彼女たちがステージを去ると、オープニング映像の続きとして、この日の集合写真を添えた絵日記の新たなページがスクリーンに映し出され、会場に大きな余韻を残した。

なお、アルバムやツアーの詳細については追って発表される。

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セットリスト

「フューチャーサイダー 3rdワンマンライブ『Deep Blue Diary』」 2024年4月11日新宿BLAZE

01. どんな青を
02. 青色シルエット
03. 存在証明
04. エアラブ
05. ダダダダッシュ！
06. YAKIMOCHI！
07. 初恋チャイダー
08. 愛愛 I love you!
09. TE TO TE
10. マジックシック
＜アンコール＞
11. Gimme a star!!
12. 愛日和
13. ダダダダッシュ！