楠木ともりのラルクTETSUYA提供曲が「魔王学院」EDに、OPはバーンアウト×東山奈央

4月12日深夜に放送スタートするテレビアニメ「魔王学院の不適合者 II ～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～」2ndクールのオープニングテーマをBURNOUT SYNDROMES×東山奈央、エンディングテーマを楠木ともりが担当する。

「魔王学院の不適合者 II」は秋によるライトノベルを原作としたアニメ。2020年に第1期、2023年に第2期1stクールが放送された。オープニングテーマはBURNOUT SYNDROMESの楽曲「魔王」。アルカナ役としてアニメに登場している東山がコラボアーティストとして参加した。東山は楽曲について「アニメで流れる部分では私は主にコーラスを担当していますが、実はそれだけではなく……？」と含みのあるコメントをしている。

同アニメのメインキャラクター、ミーシャ・ネクロン役を務めており、シリーズ第1期エンディングテーマ「ハミダシモノ」でメジャーデビューを果たした楠木。2ndクールのエンディングテーマは楠木が幼い頃より尊敬しているアーティスト、TETSUYA（L'Arc-en-Ciel）によるプロデュース楽曲「シンゲツ」に決定した。この曲に対し楠木は「自らの意思で未来への扉を開いていく登場人物たちに心を打たれ、苦しくも力強い気高さを楽曲に落とし込みたいと思いました」とコメント。TETSUYAは楽曲制作を振り返り、楠木の声を聴いて「『切ない感じの楽曲』を作ろう」と考えたと語っている。なおこの曲はシングルとして4月20日に先行配信され、5月8日にCDリリースされる。

YouTubeでは「魔王」「シンゲツ」の一部音源を使用したアニメPVが公開された。

東山奈央 コメント

今回BURNOUT SYNDROMESさんとコラボさせていただきました東山奈央です。
「魔王」と「神」がテーマとなる今シーズンにふさわしい、神々しく壮大かつ疾走感溢れる楽曲に参加させていただき光栄に思います。
アニメで流れる部分では私は主にコーラスを担当していますが、実はそれだけではなく……？
悲劇に打ちのめされ、救いもない、魂を掻きむしるような歌詞に私自身のめりこみました。
ぜひアニメと共に楽曲もフルサイズでお楽しみいただければ嬉しいです！

楠木ともり コメント

「魔王学院の不適合者II」選定審判編のEDを担当させていただくことになり、ミーシャ・ネクロン役としても、エンディングアーティストとしてもまたこの作品に携われることを光栄に思っています。自分の存在意義や存在価値を失ってはもがき、そして最後には必ず自らの意思で未来への扉を開いていく登場人物たちに心を打たれ、苦しくも力強い気高さを楽曲に落とし込みたいと思いました。
私が尊敬するアーティストであるTETSUYAさんに楽曲をご提供いただき、私は歌詞と歌に想いを込めました。
登場キャラクター、そして自分自身に重ねてお聴きいただけたらと思います。

TETSUYA（L'Arc-en-Ciel）コメント

今回このような機会を頂きありがとうございました。
楠木ともりさんの声を聴いて「切ない感じの楽曲」を作ろうと思い色々とチャレンジしました、構成やメロディーを変えながら
何パターンも試し完成しました。
切ないメロディーと楠木ともりさんの透き通った歌声がとてもマッチしていて何度もリピートして聴きたくなる、繊細で儚く切ない胸をキュンと締め付ける楽曲が産まれたと思っています、気に入っていただけると嬉しいです。

TVアニメ「魔王学院の不適合者 II ～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～」第2クール第2弾PV