みんなに「ありがとう」を使ってもらいたい
本作は、主人公であるしまじろうが「ミラクルじま」からやってきた不思議な力をもつ男の子ミラーと出会う物語。しまじろうの“お友達”である木全は、“ロボロボダンス”でリズムゲームに挑むオリジナルキャラクター・キングボッチの声優として、劇場版アニメに初出演を果たした。
本作をひと足先に鑑賞したという木全は、この映画を「感謝の気持ちを伝えられる作品」と形容。この日会場には子供たちも多数訪れていたこともあり、「子供のみんなに『ありがとう』っていう言葉をしっかり覚えて使ってもらえるといいなと思っています」と思いを述べる。キングボッチの声の演技については、「威厳のあるキャラクターだったので、威厳のある表現をどうしたらいいのかをけっこう話し合って、けっこうがんばりました」と自信を見せた。
「本家だよ」
本作に“願いが叶うカーネーション”が登場することにちなんで、トークの際には「2人の願い事は?」という質問が投げかけられた。木全は「僕も一緒に客席に座って、皆さんと一緒にこの映画を見たいです」とはにかむ。映画館にはこっそり足を運びたいと話しつつ、司会から「(鑑賞しながら)ロボットダンスも踊ってくださいね」と声をかけられると、ロボットダンスはバキバキに踊って「本家だよ、これを見れば間違いないよ」とアピールしたい、と付け加えた。
イベントでは、「ねえねえきまちゃん、僕、ロボロボダンス一緒に踊りたいな」というしまじろうのおねだりに応える形で、木全がロボロボダンスを一緒に披露する場面も。木全は時折しまじろうに視線を送って彼のダンスを見守りつつ、「すごい! 立ち上がって踊ってくれてる子もいて……パーフェクトですね!」と客席でロボットダンスを踊る子供たちに無邪気に感激したり、「これからちょっとだけ難しくなりますけど、いけますか?」と声をかけたりする心優しい一面も垣間見せた。
May J.生ライブ、木全感激
映画の主題歌を担当したMay J.は、今回のイベントで主題歌「まあるい気持ち」を生歌唱。May J.のライブパフォーマンス中、木全は来場者とともに映画館の客席に着席し彼女のライブに聴き入る。彼女がパフォーマンスを終えると、立ち位置に戻るなり「僕、ド世代だったので、こうやって生で(May J.の)歌を聴くことができて感激です!」とにっこり。May J.は「こうやって映画館で歌うことはないですし、初めて親子でこういったイベントに参加される方も多いんじゃないかなと思うのですごく緊張しました」と微笑んだ。なお昨年11月に第1子を出産したMay J.だが、楽曲のレコーディング時は臨月の時期だったそうで「ヒーヒー言いながらレコーディングしましたが、ギリギリまでお仕事させてもらっていたので、すごい元気でした」と振り返っていた。
イベント終盤のフォトセッションを終え、最後に木全は「今回すごい大役というか……しまじろうくんと、そしてみんなと共演できて本当にうれしいです」とコメント。「すごくいい作品になってますので、皆さん、このあと(映画を)楽しんでください」と来場者に呼びかけ、会場に駆けつけたしまじろう、みみりん、とりっぴい、にゃっきいに見送られながら会場をあとにした。
犬ド @okashidog
それはそうと、きまちゃんの横顔キレイすぎて衝撃だよ 生きる芸術
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