Omoinotakeがワンマンツアー完走、多彩なサウンドと照明演出で魅せた東京公演

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Omoinotakeのワンマンツアー「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」が10月28日に島根・松江テルサホールにてファイナルを迎えた。

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」東京公演の様子。(Photo by Daikichi Motouchi)

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」東京公演の様子。(Photo by Daikichi Motouchi)

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このツアーは、今年9月にリリースされたメジャー1stアルバムを携えて行われたもの。9月22日の愛知・Zepp Nagoya公演を皮切りに、地元・島根での千秋楽まで全国6カ所でライブが行われた。この記事では10月6日にZepp DiverCity(TOKYO)で行われた東京公演の模様をレポートする。

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」東京公演の様子。(Photo by Daikichi Motouchi)

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荘厳なSEとオーディエンスの拍手に迎えられる形で藤井怜央(Vo, Key)、冨田洋之進(Dr)、福島智朗(B)の3人が入場。彼らが「Blessing」でライブをスタートさせると、会場はいきなりハンドクラップの大きな音に包まれる。続けて3人はサポートメンバーのぬましょう(Per)、後藤天太(Sax)とともに「EVERBLUE」を届けた。疾走感あふれる演奏でフロアを目一杯動かしていき、その後藤井が「カッコいい曲をどんどんお届けしたいと思います。いきましょう」と強気に宣言。そして3人は「彼方」「One Day」を奏で、その宣言通りのクールなパフォーマンスで観客を魅了した。

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」東京公演の様子。(Photo by Daikichi Motouchi)

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」東京公演の様子。(Photo by Daikichi Motouchi)[拡大]

さまざまな照明演出が施され、視覚的な要素でも観客を惹き付けたこの日のライブ。「Ammonite」ではスペイシーなレーザーやカラフルなフットライトがステージを彩り、「空蝉」では夏の日差しのような白い光が独特な情緒を醸し出した。中盤では、藤井の「皆さんと心と心で会話できたらと思います」という言葉に続けてアコースティックでの演奏が行われ、3人は「欠伸」「夏の幻」「夏の魔法のせいじゃない」を穏やかに披露。初の試みとなるアコースティックでのパフォーマンスを経て、藤井は「曲がすごいゆっくりでしたね。今までのツアーで一番ゆっくりだった」と笑いながら語り、いつもよりリラックスしているという心境を明かした。

藤井怜央(Vo, Key)(Photo by Daikichi Motouchi)

藤井怜央(Vo, Key)(Photo by Daikichi Motouchi)[拡大]

再びライブは5人編成へと戻り、彼らは「雨と喪失」でしっとりとしたサウンドを聴かせる。「渦幕」では赤を基調としたレーザーが激しく動き回り、楽曲の持つシリアスな世界観を引き立てた。「モラトリアム」を経て披露された「トートロジー」では天井から吊るされたライトがまばゆくも温かい光を放ち、楽曲終盤でミラーボールがその光を反射させ、ライブハウスが神々しい空間へと変容した。福島が「こうやってアルバムを出して、ツアーでいろんなところを回って、やっとみんなと会える日が来て。これを残りの人生あと何回も繰り返して生きていくんで、だからまた生きて再会したいなと思います。ありがとうございます」と思いを告げたのち、3人が「心音」をパフォーマンスすると、再びハンドクラップが巻き起こり、会場は温かい空気に満ちていく。その後5人は「幸せ」から本編ラストナンバー「オーダーメイド」へと続け、力強いアンサンブルとハイトーンボイスを響かせる。最後にフロアの上に吊るされたミラーボールが眩い光を放ち、ライブはクライマックスを迎えた。

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」東京公演の様子。(Photo by Daikichi Motouchi)

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」東京公演の様子。(Photo by Daikichi Motouchi)[拡大]

アンコールを求める拍手に応えて、5人は再び姿を現す。「みんなの声をこの高い高い天井に響かせようじゃありませんか」という言葉に続けて披露されたのは「Life goes on」。5人の奏でる軽妙洒脱なサウンドとオーディエンスの合唱が重なり、会場は高揚的なムードに包まれていく。演奏後に冨田が「『Life goes on』、路上とかでもやってたよね。誰も俺らのこと知らないのに『シャララ』って歌わせようとしてた(笑)。それがこんなたくさんの人が歌ってくれて」と喜びをにじませると、福島が「さっきみんなが『シャララ』って歌ってくれて、『Life goes on』の概念みたいなものが、このへんですごい喜んでた。昇天したかもしれない」と笑い混じりに感慨に浸った。そしてラストに藤井が「じゃあ最後まで楽しむために、もっともっと踊っていきましょう」と告げ、Omoinotakeは「トロイメライ」「トニカ」を立て続けに披露。豪華絢爛な照明に負けじと鳴らされるきらびやかなサウンドに観客が全身を委ね、東京公演は大団円で幕を閉じた。

なお12月14日には「Ammo-re-light」と題した本ツアーの追加公演が東京・UNITにて行われる。

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セットリスト

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」2023年10月6日(金)Zepp DiverCity(TOKYO)

01. Blessing
02. EVERBLUE
03. 彼方
04. One Day
05. Ammonite
06. 空蝉
07. 欠伸
08. 夏の幻
09. 夏の魔法のせいじゃない
10. 雨と喪失
11. 渦幕
12. モラトリアム
13. トートロジー
14. 心音
15. 幸せ
16. オーダーメイド
<アンコール>
17. Life goes on
18. トロイメライ
19. トニカ

公演情報

「Omoinotake ONE MAN TOUR 2023 "Ammolite"」追加公演「Ammo-re-light」

2023年12月14日(木)東京都 UNIT

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Omoinotake @Omoinotakey

NEWS
───

音楽ナタリーにて10/6(金)Zepp DiverCity(TOKYO)にて開催された #Ammolite ツアーライブレポートが公開されました!

皆さま、是非ご覧ください👀
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🎧#Ammolite
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@natalie_mu
#Omoinotake https://t.co/jQwvz0zVLT

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このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 Omoinotake の最新情報はリンク先をご覧ください。

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