超特急、異例の早朝フリーライブに1万人!「お試し超特急」で魅力発信 秋晴の空の下広がる8号車の輪

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超特急が本日10月29日に東京・ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場でフリーライブイベント「お試し超特急」を開催した。

超特急とは?

9人組の“メインダンサー&バックボーカルグループ”。カイ(2号車 / メインダンサー)、リョウガ(3号車 / メインダンサー)、タクヤ(4号車 / メインダンサー)、ユーキ(5号車 / メインダンサー)、タカシ(7号車 / バックボーカル)、シューヤ(11号車 / バックボーカル)、マサヒロ(12号車 / メインダンサー)、アロハ(13号車 / メインダンサー)、ハル(14号車 / メインダンサー)で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たした。2017年4月にはデビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作でグループ初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。2018年12月には初の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を含むアリーナツアー「BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH」を成功させる。2019年8月に沖縄県内で行われた全国ツアー最終公演をもって“全国開通”を達成した。2022年4月にメンバーオーディションの開催を発表し、8月にシューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの4人が加入して9人体制に。10月に新体制初のシングル「宇宙ドライブ」を発表。2023年に入ってからは3月に5thアルバム「B9」、5月にカンテレ・フジテレビ系ドラマ「ホスト相続しちゃいました」の主題歌「Call My Name」、9月に「Lesson II」を発表した。2024年4月に1st EP「Just like 超特急」をリリース。

超特急と8号車。(撮影:深野輝美)

超特急と8号車。(撮影:深野輝美)

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「お試し超特急」ビジュアル

「お試し超特急」ビジュアル [高画質で見る]

「お試し超特急」は、8号車(超特急ファンの呼称)の輪をさらに広げるべく企画されたイベント。超特急が東名阪のショッピングモールで行うライブを無料で“お試し”して楽しんでほしいという趣旨のもので、イベント公式グッズにもメンバーの“取扱説明書”や簡易型のペンライトが用意されるなど、超特急のライブに“初乗車”する人も楽しめるような仕掛けが随所に用意された。10月8日の大阪公演、21日の愛知公演を経て、最終公演はダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場が「お試し超特急」の舞台に。朝の11:00スタートという異例のスケジュールながら、広場には早朝からたくさんの8号車が駆けつけ、大きな賑わいを見せていた。

朝8:30のハロウィンパーティ

リハーサルで仮装を披露した超特急。(撮影:深野輝美)

リハーサルで仮装を披露した超特急。(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

明け方から降り続いていた雨が次第に弱くなり、青空も見え始めてきた8:30。ライブの準備が進むステージに、突如として「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の日本語版テーマソングである古賀英里奈「命の灯火」が響く。普段とは様子の異なるBGMに8号車がざわめく中、ステージに勢いよく飛び出してきたのはマリオ(スーパーマリオブラザーズ)に扮したユーキと、ドンキーコング(ドンキーコング)に扮したリョウガだった。まさかのハロウィン仮装姿で公開リハーサルに現れたメンバーに観覧エリアが一気に盛り上がる中、ピカチュウ(ポケットモンスター)に扮したカイ、ヨッシー(スーパーマリオブラザーズ)に扮したタクヤ、ピーチ姫(スーパーマリオブラザーズ)に扮したタカシ、クッパ(スーパーマリオブラザーズ)に扮したシューヤ、ネス(MOTHER)に扮したマサヒロ、リンク(ゼルダの伝説)に扮したアロハ、キノピオ(スーパーマリオブラザーズ)に扮したハルも続々とファンの前へ。「ピカ……ピカ」とつぶやくカイ、リアリティを追求したゴリラらしい動きで舞台上を徘徊するリョウガ、自身の立ち位置がわからずうろつくユーキと、ステージ上が早くもカオスの様相を見せる中、9人はタクヤの「リハーサルお願いします」の声で「My Buddy」をスタートさせた。

ドンキーコング、ゼルダの剣強奪

仮装した姿で「My Buddy」を披露する超特急。(撮影:深野輝美)

仮装した姿で「My Buddy」を披露する超特急。(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

曲の冒頭、センターに立ったアロハは「ダイバーシティ! 雨の中朝早くからありがとう!」と8号車に感謝を叫ぶ。メンバーはそれぞれのキャラクターらしい仕草を随所に取り入れながら歌い踊って8号車を楽しませ、早朝のお台場に楽しいムードを運んだ。ラストサビに入ると9人のフリーダムな動きは勢いを増し、ユーキは階段を駆け降りて「皆さん一緒に!」とアピール。リョウガはアロハが手にしていた剣を強奪して駆け回り、曲のラストにはアロハの「マスターソード取られたんだけど!」という声が響いた。

仮装した姿で「My Buddy」を披露する超特急。(撮影:深野輝美)

仮装した姿で「My Buddy」を披露する超特急。(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

リハーサルを終え、会場を見渡したリョウガは「まだ7割くらいが戸惑ってるかな(笑)」とひと言。メンバーは順に挨拶をし、シューヤは「クッパです! 朝早くからありがとう!」、タカシは「ピーチです。いきなり気温もぐっと下がりましたから、お体に気を付けてね。ありがとう」と、自己紹介をしながら8号車にメッセージを伝えていく。キノピオのモノマネが得意なハルは「ハイ! キノピオです!!」とハイテンションなモノマネで会場を盛り上げつつも「えっと、(仮装のテーマが)『スマブラ』って聞いてきたんですけど、キノピオは(ファイターではなく)ピーチのカウンター要素なんですけど……」と不満げな表情。1人だけ半袖半ズボンのマサヒロは「みんな、寒くないかな!?」と呼びかけて「お前が一番寒そうなんだよ」とメンバーから総ツッコミを受けつつ「僕が誰よりも寒い格好をしてるから、安心して待ってて!」と笑顔を見せた。そして、最後にリョウガが「ピカチュウは?」と呼びかけると、カイは「ええ、そうですね……」と急に渋い声色で話し出して笑いを誘う。タクヤから「それ、顔塗る必要あった?(笑)」、タカシから「ほっぺが(衣装と)重複しとる」と次々ツッコミが飛ぶ中、カイは「あと2時間、長いけれど待っていてくれたら」とクールに語りかけて挨拶を結ぶ。リョウガは「このままのビジュアルで本番出てくる?と思ってる方は安心して!」と“お色直し”を予告。9人は再び響いた「命の灯火」に乗せてリハーサルのステージをあとにした。

広場には1万人!「MORA MORA」で“お試し”スタート

メンバーカラーの衣装で姿を見せた超特急。(撮影:深野輝美)

メンバーカラーの衣装で姿を見せた超特急。(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

その約2時間後、開演時刻の11:00を回る頃には雨もすっかり止み、好天のもとで「お試し超特急」は幕を開けた。発車ベル鳴り響くオープニングSEに乗せてメンバーカラーの衣装に身を包んだ9人が大階段の頂から姿を見せると、広場を埋め尽くす8号車は一斉に歓声を上げる。この時点で、ダイバーシティの建物前エリアのみならず、そのさらに先のセントラル広場に設けられた観覧エリアまでもびっしりと人が集まる盛況ぶりで、その数は約1万人。8号車でいっぱいの広場を見つめながら階段を降りた9人は“愛を網羅する”というメッセージを込めたディープなダンスナンバー「MORA MORA」を1曲目に届け、鋭い眼光に気合を滲ませた。

超特急(撮影:深野輝美)

超特急(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

不敵な笑みを浮かべたアロハのスクラッチポーズから「No.1」へと展開すると、会場の熱気はさらに上昇。活動初期、超特急が各地のショッピングモールを回ってリリースイベントを行っていた頃から8号車に親しまれているこの楽曲では大きなコールの声も飛び、メンバーは8号車の声援を受けてパフォーマンスの勢いを加速させていく。間奏のダンスパートでは、ダンサーメンバーが次々にソロを取り、ブレイキンのフロア技を決めたハル、バック転からの連続技で魅せたアロハ、パワフルなムーブを見せたマサヒロ、軽やかなステップを踏んだユーキと、それぞれがダンスで個性をアピール。リハーサル時、タクヤは「午前中にライブをやるのは初めてかも」と語っていたが、タカシとシューヤの歌声は力強く伸びやかで、2人が曲終わりに披露したフェイクアレンジはステージ上のテンションを確かに引き上げていた。

超特急(撮影:深野輝美)

超特急(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

「『お試し超特急』にお集まりの皆さん、ありがとうございます。もっともっと魅了します」。8号車の悲鳴のような歓声を誘ったタクヤの宣言から披露されたのは、最新ナンバーの「Lesson II」。歌劇「カルメン」の第1幕「ハバネラ」を引用し、「超特急のエロティカ」というコンセプトを体現するこの曲で、9人は会場のムードをがらりと変えてみせる。伸ばした両手の指で“愛の合図”をオーディエンスへ送りながら、ペアダンス、グループダンス、そして全員での群舞とめくるめく表現の変化で観る者を翻弄する9人。センターに立つタクヤはしなやかで優美な1つひとつの動作に強く感情を乗せたダンスでパフォーマンスを牽引し、予告通りに8号車を魅了した。

賑やかMCタイム、「教えて超特急」で個性浮き彫りに

タクヤ(撮影:深野輝美)

タクヤ(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

3曲を終えてのトークコーナーでは、「教えて超特急」と題した企画で初乗車の人や超特急ビギナーに向けたメンバー紹介が行われた。メンバーは、会場に設置されていたアンケートボックスに8号車が書き入れた9人それぞれの推しポイントを順に読み上げ、合わせて明記された質問に回答していくことに。トップバッターのカイが引いたのは「今日の衣装をプロデュースしていたら、こだわりポイントを教えてください」というもので、これにカイは「プロデュースしました! 初めて来られた方にもわかりやすいようにメンバーカラーを使いつつ、それぞれのファッションスタイルに合わせたアイテムで個性を出すようにしました」と答える。続くリョウガが引いた紙の推しポイント欄には「しゃべり方だと思います」という他人事のような記載があり、リョウガは“自分推し”のこの態度に納得がいかない様子。続くタクヤは「次に仮装するなら何をやりたいですか? また、女の子の仮装はどんなものがいいと思いますか?」という質問を引き「自分は『ワンパンマン』が大好きなんですけど、その中でも無免ライダーがやりたいですね。女の子の仮装だったら、(ワンパンマンの)タツマキちゃんが好きなので、タツマキちゃんをやってください」と答えていた。

「髪の毛の」を「かみのもの」と読み上げたユーキ(左)と、用紙を確認するタカシ(中央)、シューヤ(右)。(撮影:深野輝美)

「髪の毛の」を「かみのもの」と読み上げたユーキ(左)と、用紙を確認するタカシ(中央)、シューヤ(右)。(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

ユーキが引いた推しポイントには「髪の毛のキューティクルが死んでしまっているところ」と書かれていたが、ユーキは「髪の毛の」を「かみのもの」と読み上げる安定の天然ドジでメンバーと8号車の笑いを誘う。8号車から「胸キュンセリフをお願いします!」とリクエストされたのはタカシ。「これこれ! こういうのだよ!」とメンバーが大盛り上がりする中、リョウガの計らいでステージの中央に立ったタカシは「あ、おかえり。パスタ作ったで。一緒に食べようや。タカシやで!」というセリフを放ち、カイはこれに「一緒に住んでるのに自己紹介された……」と付け加えて笑った。「今日朝起きて一番にしたことは?」という質問を受けたシューヤは実際に動きを思い出しながら「朝めっちゃ早かったんで、寝坊してないか時間を確認しました。左手でスマホを持って!」と回答。続くマサヒロが引いた紙には「なぜその画像を選んだの?」という記載があり、「なんの写真のことかな……?」と困惑するマサヒロにメンバーは大爆笑する。謎に満ちた問いかけを「(ファンは)推しに似るんだな」と8人が楽しむ中、マサヒロは「……一番かわいいと思ったからです!」という当てずっぽうな答えを披露して会場を沸かせた。

アルマジロのマネをするアロハ。(撮影:深野輝美)

アルマジロのマネをするアロハ。(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

13号車のアロハが引いたのは、「自分を動物に例えるなら?」という質問。用紙には「その動物のマネをしながら答えてください」と書かれており、アロハはぐるりと前転をしたあとで「アルマジロです。“アロマジロ”!」と元気よく答えた。そして、ラストの14号車・ハルがアンケートボックスに手を伸ばすと、リョウガから「引けるかな? 思春期だから」という声が飛ぶ。ハルは「最近“思春期イジリ”がすごいんすよ……」と8号車に明かしつつ、自身が引いた「今日朝一番にしたことは?」というシューヤと同じ質問に「左手でスマホを取って……自撮り!」と回答。メンバーから「じゃああとで見せてもらおうね!」と総ツッコミを受け、照れ笑いを浮かべていた。

青空に響くファンファーレ、広がる8号車の輪

ユーキ(撮影:深野輝美)

ユーキ(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

個性あふれる回答の数々で来場者を楽しませた「教えて超特急」のコーナーを終えると、ユーキは「せっかく最後なので……」と言って、次の1曲を撮影OKにすることを8号車に伝える。無数のカメラがステージに向けられる中披露されたのは「Kiss Me Baby」で、9人は「Only you」の歌詞に合わせて次々に8号車のカメラを指差していった。曲終わりでリョウガが「撮影終了ー! もう撮るんじゃねえー!」と叫んだのを合図に「超えてアバンチュール」がドロップされると、この曲のセンターを務めるリョウガは「ここからは声出していくぞ!」と8号車に呼びかける。気迫あふれるリーダーの号令に、8号車はめいっぱいのコールを飛ばし、広場は一瞬にして熱狂の空間に。キメのタイミングでリョウガが頭にツノを生やした“ガンダムポーズ”を見せるとメンバーも次々とその動きをダンスの中に取り入れ、ステージ上は“ガンダム大量出現”の様相を呈していた。

「fanfare」を披露する超特急。(撮影:深野輝美)

「fanfare」を披露する超特急。(撮影:深野輝美) [高画質で見る]

「最後まで皆さん楽しんでいけますか?」とタカシが呼びかけ、シューヤが「ここにいるみんなで、この歌を一緒に歌いませんか?」と誘うと、ラストナンバーの「fanfare」が鳴り響く。イントロで階段を駆け降りたメンバーは8号車のすぐ近くで声を求め、マサヒロの「今日も推しが一番の人!」や、ハルの「超特急が大好きな人!」といった問いかけに8号車は大きなシンガロングで応じた。「fanfare」の高らかなサウンドに誘われるようにステージには直射日光が差し込み、全力で歌とダンスを届ける9人の表情をまぶしく照らす。ステージの端から端までくまなく動き周るメンバーは、障害物でステージへの視界が遮られてしまっている鑑賞エリアにも大きな笑顔で視線を送り、8号車を力強く巻き込みながら大きな一体感を作り上げていった。「fanfare」のシンガロングで9人と1万人がひとつになる、心地よい高揚感の中でライブが締めくくられると、リョウガは「超特急のこと、知れましたか? 通行人の方も、ありがとうございます!」とひと言。タクヤは「お騒がせしました」と一般客に声をかけ、カイも「キッチンカーもありがとう!」と続く。そしてユーキは「なかなかできなかったフリーライブが実現してうれしいですし、初心に帰ることができました。朝にもかかわらず、こんなにたくさんの方に集まってもらえたこと、心よりうれしく思っております。僕ら年末にはアリーナ公演が控えています。今回僕たちを知ってくださった方にも、今後の活躍を応援してもらえたらうれしいなと思います!」と思いを語った。リーダーの「以上、僕たちは!」という声にメンバーと8号車が「超特急でした!」と返してイベントの幕が閉じると、ユーキは「まだ今日、始まったばかりだから! 今日を楽しんでね!」と観衆に呼びかけてステージをあとにした。

セットリスト

超特急「お試し超特急」2023年10月29日 ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場

RH. My Buddy
01. MORA MORA
02. No.1
03. Lesson II
04. Kiss Me Baby
05. 超えてアバンチュール
06. fanfare

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