事故による記憶障害を乗り越えGOMA & JRSが復活アルバム

GOMA & THE JUNGLE RHYTHM SECTIONが約2年ぶりのニューアルバム「I Believed The Future」を9月14日にリリースすることが発表された。

このバンドのリーダーであるディジュリドゥ奏者のGOMAは、2009年11月に首都高速で追突事故に遭遇し、これがきっかけで高次脳機能障害を発症。一時はディジュリドゥが楽器であることすらわからないほど記憶を失っていたが、楽器の鳴らし方を体で覚えていたため、何も考えずに口を付けたところ吹くことができたという。

その後、彼は画家としての活動もスタートさせつつ、リハビリに励むとともにディジュリドゥを練習。GOMA & JRSは6月に静岡で開催された野外フェス「頂2011 feel the groove MUSIC & CAMP」にシークレット出演して復活を果たし、今月末に新潟・苗場スキー場で行われる「FUJI ROCK FESTIVAL '11」への出演もアナウンスされている。

復活記念アルバムとなる本作は、バンドの代表曲を新録したスタジオテイクと、静岡「頂2011」でのライブ音源を収録。全7曲53分の収録が予定されている。さらにブックレットでは、1年8カ月にわたる記憶障害との激闘を記録した写真と日記で、GOMA復活までの道のりを辿る。

また10月には、ワンマンツアー「I Believed The Future」が東名阪で開催されることも決定。10月1日に名古屋・今池TOKUZO、10月2日に大阪・鰻谷SUNSUI、10月16日に東京・LIQUIDROOM ebisuでライブが行われる。チケットは8月21日より一斉発売される。

復活ワンマンツアー「I Believed The Future」

2011年10月1日（土） 愛知県 名古屋・今池TOKUZO
2011年10月2日（日） 大阪府 鰻谷SUNSUI
2011年10月16日（日） 東京都 LIQUIDROOM ebisu