ジャニーズWESTが地元・大阪で見せた挑戦と進化、来る10周年に向け「一歩目を照らせるグループに」

3月から全国アリーナツアーを行っているジャニーズWESTが、5月5～7日に地元である大阪の大阪城ホールで全5公演を行った。

ジャニーズWESTは3月にリリースしたアルバム「POWER」を引っさげ、全国ツアー「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER」を開催中。あらゆる力に磨きをかけたグループの姿をファンに見せるべく、藤井流星が中心となってライブの演出や構成を練り上げた。この記事では計6万人を動員した大阪城ホール公演より、7日の昼公演の模様をレポートする。

ライブが幕を開け、ジャニーズWESTは「僕らの理由」「WEST NIGHT」「週刊うまくいく曜日」などを次々と披露。「俺たちは大阪が生んだ情熱の塊だー！」という重岡大毅の言葉に会場は大いに沸いた。神山智洋が振り付けた「Mood」で7人は、大人の色気を感じさせるダンスでファンを魅了。「アンノウン」で中間淳太と藤井がサックス、「Strike a blow」で神山がエレキギター、「ぼくらしく」で藤井がアコースティックギター、重岡がブルースハープを演奏するなど、音楽面での挑戦と進化も観客に見せつけた。

桐山照史がデザインしたダンベル型ペンライトを使用して会場と一体となったり、バンドコーナーで会場にフェスのような空気を広げたり、新曲2曲を披露したりと、さまざまな表現で観客を楽しませたジャニーズWEST。来年迎えるデビュー10周年に向け、藤井は「僕らも夢叶えていくし、みんなの夢も叶えてほしい。夢がないよっていう人、ここからの一歩目を照らせるグループになっていけるようがんばっていくので、これからもジャニーズWESTをよろしくお願いします！」と観客に語りかけた。「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER」は5月24日の愛知・日本ガイシホール公演まで続く。