1970年にロックバンド・サンハウスを結成し、1978年には妻のシーナとともにSHEENA & THE ROKKETSの活動を開始した鮎川。2015年にシーナが子宮頸がんのため亡くなったあとも「ステージに立つとそこにシーナがいるから」と語り、精力的にライブ活動を行っていた。鮎川は昨年5月に膵臓がんが発覚し、医師から余命5カ月程という宣告を受けたが、「1本でも多くSHEENA & THE ROKKETSのライブをやりたい」という願いを叶えるため、病気を公表せず、家族のサポートを受けながら活動を続行。昨年末に一時入院し、ライブへの復帰を目指して自宅で回復に努めていたが、今年1月29日にこの世を去った。
福岡のRKB毎日放送「ムーブ」では2022年7月に鮎川のドキュメンタリーを放送。これを1時間に拡大した「シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢」が、はからずも鮎川が亡くなった1週間後の今年2月にTBS「解放区」でオンエアされた。同番組は3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭」の上映作品にもラインナップされている。今回公開が決まった映画「シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~」は、この「シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢」を再編集したもの。最後まで現役のロックミュージシャンとしてステージに立ち続けた鮎川の素顔に迫った作品で、未公開映像や家族との日々を捉えたプライベート映像が追加される。詳細な公開日や上映館は後日発表となる。
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TBSの鮎川誠ドキュメンタリー劇場公開決定、貴重なプライベート映像を追加 https://t.co/BR1vmzkTBJ