映画「こち亀」主題歌に香取両さんの国民的マーチ＆曲集も

2011年7月1日 11:48 17 1 音楽ナタリー編集部

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8月6日に全国公開される映画「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE～勝どき橋を封鎖せよ！～」。本作の主題歌に、香取慎吾（SMAP）が“両さん”名義で歌う「三百六十五歩のマーチ」が起用された。

この主題歌を提案したプロデューサー陣によると、破天荒ながら人一倍人情に厚く、誰とでも仲良くなれる“両さん”のキャラクターイメージや「観る人に明るく元気になってほしい」という映画のテーマにピッタリ合う曲として、水前寺清子がオリジナルを歌った「三百六十五歩のマーチ」が浮上。主演の香取に“両さん”として曲を歌ってもらい、主題歌にしたいという思いが一致した。また、その矢先に東日本大震災が発生。「日本を明るく元気にしたい」というメッセージは震災後の今の状況にも合うのでは、ということから改めて主題歌として決定した。

さらに、この「三百六十五歩のマーチ」や劇中のサウンドトラック、ドラマ版の主題歌「こちら葛飾区亀有公園前派出所」などを収録したアルバム「こち亀2011 両さんソングブック」が8月3日にリリースされることも決定。小西康陽とタッグを組んだ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」以外の楽曲は、映画版の音楽監督・菅野祐悟が編曲を手がけている。

香取慎吾コメント

「三百六十五歩のマーチ」が主題歌に決まったことを知ったとき、とても嬉しかったです。「こち亀」にも、今の日本にもぴったりの歌で、一日一歩ずつでも先に進んでいこうとさせてくれる歌です。昔から知っている歌でしたが、実際に歌ってみて、そして歌詞をじっくりと読んでみて、とってもいい歌で、この時代に歌えるという幸せを今改めてかみしめています。冒頭にある「いってみよー！」というアドリブは、ブースに入った瞬間に湧き上がってきました。完成した映画を観ましたが、想像以上に面白かったです！両さんのキャラクターの強さと人情ドラマのぶつかりあいによって、笑えて、そしてハラハラドキドキもあって、最後に感動してしまい、この映画に完全にやられました。