ヒルクライム、ファンへの感謝を伝えたツアーファイナル

ヒルクライムが全国ツアー「MESSAGE TOUR 2011」の最終公演を、昨日6月13日に東京・TOKYO DOME CITY HALLにて開催した。

当初3月27日に行われる予定だったが、東日本大震災の影響により延期されていたこのライブ。会場には待ち焦がれたファン約3000人が集まり、開演前から興奮と熱気が渦巻いていた。

TOC（MC）が飛び出すように登場したオープニングからオーディエンスは大熱狂。「My Place」を披露中には、会場から「お帰り!!」という掛け声がかかり、その声に彼は笑顔で「東京、ただいま!!」と答えていた。

MC中には、ライブを訪れたファンからメッセージを募集してステージで読み上げるコーナーを展開。ツアーファイナルということでTOCがツアーを支えてくれたスタッフへの感謝のメッセージを伝える一幕も。さらに横浜から足を運んだカップルに、デビュー曲「純也と真菜実」をプレゼントするというサプライズが行われ、ファンを大切にした演出に会場は大いに沸いた。

アンコールでは新曲「no one」も熱唱。ヒルクライムらしい壮大なバラードに、観客はうっとりと聴き入る。TOCは「まだ全然終わりたくないって気持ちがすごくあるツアーです。大震災があって、本当に中止になるかと思ったけど、こうやって今日を迎えられたのは、チケットを持って来てくれたみんなと、スタッフのおかげです」と感謝を伝え、客席に向かって深々と頭を下げ、ツアーファイナルに幕を下ろした。