1965年から69年にかけて、日本のミュージックシーンを席巻したグループサウンズ(GS)。本書ではGSを愛聴する近田が、「GSはThe Beatlesの影響下にあった」というこれまでの常識を覆しつつ、ザ・スパイダース、ザ・タイガース、ザ・テンプターズといった代表バンドの音楽に深く分け入り、各グループについて詳細に論じる。
付録にはGSの生き証人でもある、元ザ・タイガースの瞳みのる、元ザ・ゴールデン・カップスのエディ藩、作曲家・鈴木邦彦へのインタビューも掲載される。
「グループサウンズ」目次
第1部:近田春夫によるグループサウンズ論
プロローグ まず、エレキありき
第1章 ザ・スパイダース
第2章 ブルー・コメッツ
第3章 ザ・タイガース
第4章 ザ・テンプターズ
第5章 ザ・ゴールデン・カップス
第6章 ザ・ジャガーズ
第7章 オックス
第8章 ザ・ワイルド・ワンズ
第9章 ヴィレッジ・シンガーズ
エピローグ 忘れがたきバンドの数々、そしてGSの終焉
第2部:近田春夫による対話篇
第10章 瞳みのる&エディ藩 2大グループの内側から見たGS
第11章 作曲家・鈴木邦彦に根掘り葉掘り
第12章 近田春夫が選ぶGS10曲
近田春夫 @ChikadaHaruo
近田春夫がGSの常識を覆す新書刊行、瞳みのるやエディ藩のインタビューも https://t.co/zXIw4Mkzqx