SANDAL TELEPHONE、観客を反射的に踊らせたクラブセット&バンドセットライブ

8

148

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 42 103
  • 3 シェア

SANDAL TELEPHONEが11月22日に東京・新宿BLAZEでワンマンライブ「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」を開催した。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。

大きなサイズで見る(全60件)

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX" CLUB SET」の様子。(Photo by TAKASHI KONUMA)

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX" CLUB SET」の様子。(Photo by TAKASHI KONUMA)[拡大]

10月に1stフルアルバム「REFLEX」をリリースしたSANDAL TELEPHONEは、パフォーマンスを通して本作の魅力を伝えるべく、2つのワンマンライブを企画。11月18日に東京・渋谷WOMBで行われたクラブセットライブ「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX" CLUB SET」では会場の音響、照明、スクリーンを最大限に生かしたパフォーマンスが繰り広げられた。グループの楽曲を数多く手がけるちばけんいちをDJに迎えて楽曲のリミックスバージョンが披露されたほか、メンバーがDJブースに登場する場面も。観客は音楽に身を任せるように体を揺らしてライブを楽しんだ。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。[拡大]

そして新宿BLAZE公演で展開されたのは、ギターにSoh Yoshioka、ベースに古川貴浩、ドラムに神林祥太、キーボードに千葉“naotyu-”直樹を迎えてのバンドセットライブ。開演時刻を過ぎ、SEが流れ始めるとまずはバンドメンバーの4人がステージにスタンバイし、アルバムのオープニングトラックである「REFLEX」の演奏をスタートさせる。白の衣装に身を包んだSANDAL TELEPHONEの3人はそれに合わせてクラップをしながら観客の前に現れ、ライブの盛り上がり曲である「恋の魔法使いにはなれない」「 It's Show Time!」を立て続けに披露した。バンドの演奏が彼女たちを頼もしくバックアップし、歌やダンスの迫力を増幅させていく。このライブではフロアでの声出しが解禁され、最初のMCに移ると小町まいの「男! 女!」「めがね! 裸眼!」「ダルフォン好きな人!」という呼びかけにオーディエンスが手を挙げながらリアクション。会場に広がる一体感がより強固なものになった。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。[拡大]

続いて披露された「Follow You Follow Me」「真夏の匂い」「Step by Step」といった鮮やかなポップチューンも、バンドの演奏によりいつも以上の躍動感がもたらされる。次のブロックでは、山崎あおいが作詞を手がけた「微熱フェノロジー」、ドラムンベースを取り入れた「Lightsurfer」などのダンスミュージック寄りの大人びた楽曲がメンバーのみの編成でパフォーマンスされ、照明を駆使した演出も相まって場内がクールなムードに染め上げられた。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。[拡大]

ここでメンバーは一旦ステージから退場。入れ替わるようにして現れたバンドの4人がSE「Ready to Change」に合わせてそれぞれテクニカルなソロを披露したあと、真っ赤な衣装に着替えたSANDAL TELEPHONEが再登場した。再びバンドが生み出すグルーヴを味方につけた3人は、古川が提供した「Silent」でパフォーマンスを再開し、さらに「ワンダーランド 」「レビュープレビュー」をどこか艶やかな雰囲気を漂わせながら歌唱し、バックの演奏に負けない存在感を歌声から放つ。フロアを煽り、バンドメンバーを紹介したあと、ライブの鉄板曲であるディスコファンクナンバー「Magic All Night」で場内をさらなる熱気と高揚感で満たすと、彼女たちはその勢いに乗って「Be Free」を披露。マイクスタンドを使ったしなやかなステージングでオーディエンスを魅了した。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。

「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」の様子。[拡大]

アンコールでは「コーリング」を歌ったのち、メンバーが1人ずつ順番にファンに向けて挨拶。自身の名前を観客に一斉に呼ばせて声出しありの環境を思い切り楽しんだ。そしてSANDAL TELEPHONEは「かくれんぼ」「Groovin Drive」の2曲を最後に響かせ、場内を清々しい空気でいっぱいに。すべての曲を披露し終えると、バンドメンバーとともに手をつないでフロアに向かって頭を下げ、ライブが見事成功したことに感謝の意を示した。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全60件)

SANDAL TELEPHONE「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX" CLUB SET」2022年11月18日 渋谷WOMB セットリスト

01. Lightsurfer
02. 微熱フェノロジー
03. コーリング(Kenichi Chiba Remix)
04. Sleeping Beauty(Kenichi Chiba Remix)
05. ワンダーランド(Kenichi Chiba Remix)
06. Silent
07. Follow You Follow Me(Kenichi Chiba Remix)
08. Step by Step(Kenichi Chiba Remix)
09. 真夏の匂い(naotyu- Remix)
10. SYSTEMATIC(Interlude)
11. SYSTEMATIC
12. 碧い鏡
13. レビュープレビュー
14. 恋の魔法使いにはなれない
15. Magic All Night(Kenichi Chiba Remix)
16. Be Free
<アンコール>
17. Shape the Future(Kenichi Chiba Remix)
18. レビュープレビュー(Kenichi Chiba Remix)
19. Lightsurfer(Kenichi Chiba Remix)

SANDAL TELEPHONE「SANDAL TELEPHONE LIVE2022 "REFLEX -BAND SET- @BLAZE"」2022年11月22日 新宿BLAZE セットリスト

01. REFLEX
02. 恋の魔法使いにはなれない
03. It's Show Time!
04. Follow You Follow Me
05. 真夏の匂い
06. Step by Step
07. 微熱フェノロジー
08. Sleeping Beauty
09. SYSTEMATIC
10. 碧い鏡
11. Lightsurfer
12. Shape the Future
13. Silent
14. ワンダーランド
15. レビュープレビュー
16. Magic All Night
17. Be Free
<アンコール>
18. コーリング
19. かくれんぼ
20. Groovin Drive

全文を表示

読者の反応

  • 8

J_ROCKNews @J_ROCKNews

SANDAL TELEPHONE、観客を反射的に踊らせたクラブセット&バンドセットライブ https://t.co/ZmniB15jFx

コメントを読む(8件)

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 SANDAL TELEPHONE の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。