小田和正の3年ぶりツアー“セミファイナル”、追加公演では「一緒に歌えることを願って」

小田和正の全国ツアー「明治安田生命 Presents Kazumasa Oda Tour 2022『こんど、君と』」の神奈川・横浜アリーナ公演が、11月8日と9日に開催された。

「こんど、君と」は今年6月にスタートした、小田にとって約3年ぶりの全国ツアー。8月には小田自身の新型コロナウイルス感染により4公演が延期され、9月には台風14号の影響により1公演が中止されるなどのアクシデントに見舞われながらも、今回の地元・横浜公演まで全国で約30万人を動員する大規模ツアーとなった。

9日公演の冒頭のMCで小田は「一部なんだか今日がファイナルみたいな雰囲気が漂っているように思えますが、まだ沖縄公演が残っていますし、沖縄のイベンターが今日遊びに来ているので傷つきますから（笑）。まあ、セミファイナルという感じで盛り上がっていきたいと思います」と話し、ファンを和ませる。そして8年半ぶりにリリースしたオリジナルアルバム「early summer 2022」の収録曲や過去のヒット曲を約2時間半にわたって披露し、オーディエンスを楽しませた。

終盤で小田は「皆さんご存じかとは思いますが、来年の5月から追加公演を行います。その頃はもしかして一緒に歌えるようになっていることを願って、皆さん健康に注意してまた付き合ってください。どうもありがとうございました！」とファンに挨拶し、ツアーの幕をいったん閉じた。このあと11月30日と12月1日には、8月から延期となった沖縄・沖縄アリーナ公演を開催。2023年5月からは追加公演を18公演にわたって開催する。