レキシ初ワンマンツアーを豪華ゲスト陣が続々襲撃

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レキシの初ワンマンツアー「レキツアー ~皆で遺跡を巡りたかった~」の東京公演が、5月4日と14日に新代田FEVERにて行われた。

4日公演の本編ラストで「狩りから稲作へ」を歌うMC四天王、東インド貿易会社マン、池田、足軽先生、シャカッチ(写真左から)。

4日公演の本編ラストで「狩りから稲作へ」を歌うMC四天王、東インド貿易会社マン、池田、足軽先生、シャカッチ(写真左から)。

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5月4日のゲストとして登場したシャカッチ(写真左)と池田(写真右)。

5月4日のゲストとして登場したシャカッチ(写真左)と池田(写真右)。

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14日公演の「きらきら武士」で登場したゲスト、やついいちろう。

14日公演の「きらきら武士」で登場したゲスト、やついいちろう。

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14日公演でデュエットする池田(写真左)とマウス小僧JIROKICHI(写真右)。

14日公演でデュエットする池田(写真左)とマウス小僧JIROKICHI(写真右)。

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このツアーには健介さん角さん(G/奥田健介 from NONA REEVES)、元気だせ!遣唐使(key/渡和久 from 風味堂)、ヒロ出島(B/山口寛雄 from 100s)、蹴鞠chang(Dr/玉田豊夢 from 100s)という鉄壁のサポートバンドが参加。個性豊かな楽曲の数々を強力なアンサンブルで支えた。

5月4日

4日の公演はツアー初日ということもあり、フロアを埋め尽くしたオーディエンスの表情からは期待と不安が伺える。雅楽に乗せて登場したレキシこと池田貴史は紋付き袴姿。「歴史好きかい?」とフロアに問いかけ、1曲目「Goodbye ちょんまげ」で早速メンバー紹介をするなど、破天荒な展開で場内を驚かせる。しかし1曲目から間奏を延々と引き延ばし、続く「真田記念日」では松山千春のモノマネを繰り返し、この日のライブが長丁場になることを感じさせる序盤となった。

「どげんか遷都物語」では池田がソロでブルージーなボーカルを披露。その後「もうね、1人になりたくないの! じゃないとこんなプロジェクトやってらんないよ!(笑)」と宣言し、この日1人目のゲストを呼び込む。彼の声に応えて登場したのは謎の忍び・シャカッチ。池田とシャカッチの2人が見事なハーモニーで「兄じゃ I need you」を歌いあげると、フロアからは大きな拍手が起こった。続く「ペリーダンシング」の中盤には「反則技使っちゃおうかなー!」と言いながらSUPER BUTTER DOGの「FUNKYウーロン茶」のフレーズを挟み、オーディエンスを狂喜させていた。

シャカッチの退場後、蹴鞠changの軽快なドラムが「きらきら武士」のイントロを鳴らすとフロアからは大歓声が起こる。しかし池田が1人で歌い切り、曲を終えるとオーディエンスに向けて「何ちょっと期待してたみたいな顔してるの? 来るわけないじゃん忙しいんだから!(笑)」と、観客の心の声に応えるような一言を言い放った。

本編最後の曲「狩りから稲作へ」では、足軽先生(いとうせいこう)と東インド貿易会社マン(グローバー義和 from Jackson Vibe)、そして稲穂マンことMC四天王(Bose from スチャダラパー)が登場。池田とともに豪華な顔合わせで「狩りから稲作へ」を披露し、フロアを盛り上げた。

アンコールの声に応えて登場した池田は、紋付き袴から狩衣姿へチェンジ。さらに重厚さを増した衣装に、オーディエンスから大爆笑が沸き起こった。そのまま彼の弾き語りによる「歴史と遊ぼう」、さらにゲストを全員迎えて「歴史ブランニューデイ」「LOVEレキシ」を演奏。ツアー初日は全13曲で約2時間45分という長丁場となった。

5月14日

大阪公演をはさみ、ツアーファイナルとして行われた14日の東京公演。この日も池田は紋付き袴で登場し、「今日はファイナルだからノリかたがすごいね!」と満足そうな表情を浮かべる。しかし1曲目「Goodbye ちょんまげ」は25分にもわたるロングバージョンとなり、ツアーファイナルでも好き放題のパフォーマンスは変わらないままであった。

この日披露した「ペリーダンシング」は池田1人でのバージョン。間奏では「ちょっと、その『あれ? 今日は来ないんだ』って感じやめてくれる?(笑)」とオーディエンスをいじり、アウトロではファンキーなキーボードソロを奏でる。続く「HiMiKo」ではフロアに向けて合唱を強制し「ウィーン少年合唱団な感じで!」と紋付き袴に似合わないセリフを発していた。

中盤のMCでツアータイトルについて「本当はね、ライブなんかしないでみんなで遺跡を巡りたかったんですよ。なのにこんなところで歌わされて!(笑)」と語った後は、いよいよこの日1人目のゲスト・マウス小僧JIROKICHI(堂島孝平)が登場。手ぬぐいのほっかむりにねずみ色のスウェットというレキシネームを意識した衣装で、会場を大いに沸かせた。そして「居酒屋で歌詞考えた曲やろうか(笑)」という池田の言葉に続き「妹子なぅ」を歌うが、歌い終えたJIROKICHIは「親方様、やっぱり息苦しいですよ! 聴こえづらいし!(笑)」と、ほっかむりでの歌唱に苦しんだ様子を見せた。

大阪公演にもゲスト出演したJIROKICHIは、池田がオリジナルの“レキシギャグ”を飛ばす様子に「大阪でもすべってたのにまたやるってすごいね(笑)」と冷静に突っ込み池田を「すべったって……」と絶句させる。そうこうするうちに本編はいよいよラストの曲へ。「きらきら武士」のイントロが鳴り響く中、池田は「じゃあスペシャルゲストに、あの看護婦さん呼んじゃおうかな! 看護婦さーん!」とゲストを呼び込む。期待に満ちた目を輝かせるオーディエンスの前に登場したのは、ナース服に身を包んだやついいちろう(エレキコミック)。拡声器を持ち、アクリル板を割る仕草を見せる彼に、フロアからは爆笑と失笑が沸き起こる。池田とやついの2人による「きらきら武士」の熱唱で、本編の幕が閉じられた。

アンコールに登場した池田は「さっきびびった? 騙されたでしょ(笑)」と笑い、ゲストの2人を再び呼び込む。ここでのやついは衣装を改め、彼が愛する「三国志」でおなじみの武将・劉備玄徳のコスプレ。すると池田が「三国志は世界史だからギリギリアウトだよ!」と突っ込み、やついが「そっちだって送ってたじゃない! 遣唐使とか遣隋使とか!」と言い返す一幕もあった。

アンコールでは池田とJIROKICHIとやつい、さらに東インド貿易会社マンというある意味レアな組み合わせで「狩りから稲作へ」をパフォーマンス。池田の無茶振りに応えて3人がそれぞれフリースタイル風の大喜利を披露し、フロアからは笑いが起こった。最後の曲は「LOVEレキシ」。池田は「まさかワンマンライブができるとは思っていなかったので、泣きそうです(笑)」としみじみと語り、初のワンマンツアーを締めくくった。

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shuji @run2daylight

@nogroove_nolife 10年ほぼ同じこと続けてる凄さw そして、この記事見ながらFEVERって2回やったんだっけ?と改めて振り返ってましたww
https://t.co/HbIWdmT5Hw

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