BREIMENメンバーコロナ陽性で急遽フジロックにBIM、TENDRE、田島貴男ら参加

2022年8月1日 18:02 646 24 音楽ナタリー編集部

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7月31日に「FUJI ROCK FESTIVAL '22」の苗場食堂に出演したBREIMENが、いけだゆうた（Key）が新型コロナウイルス感染症の陽性と診断されたことを受けて、いけだを除く4人編成でのライブを実施。計5人のゲストがサプライズで出演した。

BREIMENとは？

5人組オルタナティブファンクバンド。2015年に高木祥太（Vo, B）を中心に無礼メンとして結成され、2018年に現在の5人体制になった。2020年2月に1stアルバム「TITY」を発表。翌2021年5月にリリースした2ndアルバム「Play time isn't over」が後藤正文（ASIAN KUNG-FU GENERATION）の私設賞「Apple Vinegar Award」で特別賞を受賞した。2022年5月にリリースされた岡野昭仁（ポルノグラフィティ）と井口理（King Gnu）のコラボ曲「MELODY（prod.by BREIMEN）」では高木が作詞作曲を手がけ、BREIMENメンバーが編曲と演奏を担当。同年7月に3rdアルバム「FICTION」をリリースした。2024年4月にアルバム「AVEANTIN」を発表し、ソニー・ミュージックレーベルズのアリオラジャパンよりメジャーデビューを果たした。

左からBIM、高木祥太。（撮影：マスダレンゾ）

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左からさらさ、高木祥太。（撮影：マスダレンゾ）［拡大］

この日彼らは「FUJI SESSIOONe」と銘打ってカバー中心のライブを実施。BREIMENと時を同じくしてGREEN STAGEに出演していたトム・ミッシュの「Disco Yes」や、ハービー・ハンコックの「Hang Up Your Hang Ups」をカバーしたのち、So Kanno（Dr）がサポートメンバーを務めているさらさとともに井上陽水「傘がない」を披露した。

TENDRE（撮影：マスダレンゾ）［拡大］

さらに、高木祥太（B, Vo）がサポートで演奏しているTENDREをキーボードに迎え、Kannoがサポートドラムを担当しているBIMとともに、BIMの楽曲「KIRARI Deck」をパフォーマンス。パーカッショニストの松井泉を迎えてTENDREの「HANASHI」を演奏した。

終演後の集合写真。（撮影：マスダレンゾ）［拡大］

そして田島貴男が参加し、ORIGINAL LOVEの「接吻」をBREIMENとセッション。最後にこの日唯一のオリジナル曲として、BREIMENが新体制となって初めてリリースした楽曲「棒人間」をTENDRE、松井泉とともに披露し、高木は「君の帰りを只々待っている」と歌いながらステージ上に設置されていたいけだゆうたのパネルを指差した。