美空ひばりという名の不死鳥再び、東フィルとのコラボで名曲10曲がよみがえる

美空ひばりと東京フィルハーモニー交響楽団のコラボレーションアルバム「美空ひばり Symphonic Works～不死鳥再び」が、美空の命日である本日6月24日に発売された。

美空の生誕85周年を記念したこのアルバムは、生前本人が語っていた「オペラ歌手になりたかった」という夢を叶えるべく企画されたもの。美空が使用していた東京・アバコスタジオにて、電子楽器は一切使わず、オーケストラのみの音にこだわりレコーディングが行われた。レコード会社に保管されていた貴重なマルチテープのボーカル音源に交響楽団の壮大な演奏が加わり、「川の流れのように」「愛燦燦」「真赤な太陽」など10曲がよみがえっている。アルバムはCDでのリリースのほか、ハイレゾ音源も配信されている。

現在YouTubeでは、アルバムより「川の流れのように」のレコーディング映像を公開中。またCS TBSチャンネル2では明日6月25日（土）21:00より、アルバム制作の裏側に密着した特番をオンエア。レコーディング風景はもちろん、CDに使用された貴重なボーカルトラックが特別公開され、美空の長男・加藤和也氏やオーケストラ指揮と編曲を担当した渡辺俊幸らによるコメントなどが放送される。