Da-iCEのトークスキルに爆笑連発の写真集発売会見、大野が発した“サンゴの音”にリーダーが自主規制

Da-iCEが本日6月5日に東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで、新刊写真集「+REVERSi」の刊行記念イベントを行った。

明日6月6日に発売となる「+REVERSi」は、笠井爾示が沖縄でメンバーを撮り下ろした240ページの写真集。“裏表”といった意味合いを持つタイトルにちなみ「冷と熱」「黒と赤」「柔と硬」「光と影」「海と街」など相反する2つをテーマに撮影が行われた。

報道陣向けの会見でタイトルの意味について聞かれた工藤大輝は「僕らのEP『REVERSi』に発売日が近かったのと、グループのテーマとして“いろんな側面があるよ”というものがあるので、写真集もそれに準ずるものにしたいなということで」と返答。お気に入りの1枚については5人が高い崖にたたずんでいるカットを挙げ「僕らが雨男属性で天気に恵まれず……この日も雨だったんですが、この瞬間だけちょっと晴れたんです」と“雨男”なりの理由を語る。すると和田颯は「僕は高い場所が苦手なので、乗り気ではなかった。怖かったです」と苦笑いで明かした。

報道陣からどんな質問が飛んでも、5人は活動11年で培われた軽妙なやりとりを展開。「撮影中の“面白エピソード”は？」という問い掛けに花村想太が「（和田）颯くんの注文したものが2度ほど届かなかったくらいで……特にないですね！（笑）」と回答に困ると、大野雄大が「じゃあ、困ったエピソードは？」と追加で問いかける。これに花村は「自分の靴で（岩場を）移動してと言われて、YouTuberのヒカルくんにもらった革靴に思いっきり傷を付けました！」と悲しい苦労話を明かして会場の笑いを誘った。また、自身の誕生日と写真集の発売日が同じことを指摘された岩岡徹は「6月6日が誕生日でよかったことは？」という質問に「悪魔の子って言われる……」と即答。この答えに残る4人は「よかったことじゃない！（笑）」としっかりツッコんでみせた。

写真集のタイトルにちなみ「メンバーの“裏側”がわかるエピソードは？」という質問が投げかけられた際には、工藤が「雄大がサンゴを集めるタイプの男だった（※管理者の許可のもと）」と、撮影中の裏話を明かす。すると大野は「サンゴのよさ、皆さん知らないと思うんです。浜辺に落ちてる乾いたサンゴは、叩くとめちゃくちゃいい音がするんですよ。最近は叩きながらお酒飲んでます」と応じた。大野の熱弁に報道陣が「どんな音がするんですか？」と聞くと、大野は「ええと、チンチン……キンキン……」とその音を再現。これを隣で聞いていた工藤は「（記事で）文字になることを考えて!? 最初の4文字は使わないでください（笑）」と“自主規制”をかけ、5人は爆笑していた。

「自身が白黒つけたいことは？」と質問されたときにも、個性豊かな回答で会見場を沸かせた5人。和田は「僕は髪型をよく変えるんですけど、そのたびにファンのみんなに『そっちじゃないほうの髪型がよかった』って言われるんです」と悩みを告白してメンバーから「ないものねだりだね！」と慰められ、大野は「白黒ではなく白と赤にさせてもらって……今年こそは紅白歌合戦に出たいなと思います！」と意気込みを語る。最後に順番が回ってきた岩岡は「焼肉に行くと、これは焦げなのか？ メイラード反応なのか？って……スベってますかね、これ。僕が焦げちゃったみたいです（笑）」としっかりオチをつけてメンバーを笑わせた。会見の終盤、5人を代表して写真集の出来栄えを語った花村は「120点。100点は超えちゃったんじゃないかなって。5人の仲のよさ、カッコつけてるところ、ヘンなところ、いろんな顔が写っていると思いますので、見ていただけたらうれしいです」とアピール。次の写真集の撮影場所について「メンバーの実家を回るのはどう？」という工藤からの奇抜なアイデアも飛び出しつつ、会見はにぎやかに幕を閉じた。