スカパラ、初のメキシコフェスで観客と共に日本を応援

東京スカパラダイスオーケストラが4月8日（現地時間）、メキシコの音楽フェスティバル「Vive Latino」に出演。南米で初のライブを行った。

「Vive Latino」は中南米で最大規模を誇る大型フェスティバル。以前よりスカパラへの出演オファーが寄せられており、今年ようやく出演が実現した。しかし直前の東日本大震災の報道を受け、TwitterやFacebookのオフィシャルアカウントには中南米地区のファンからは「スカパラは本当に出演するのか」という問い合わせが殺到していた。

現地時間の夕刻、メインステージに登場したスカパラは「Down Beat Stomp」「ルパン三世'78」「SKA ME CRAZY」「ペドラーズ」など、世界各国で人気のナンバーを続々と披露。途中のMCでは谷中敦（B.Sax）がスペイン語で「日本のために祈ってください！ 日本はとても大変なことになっています。みんなで応援しましょう！」と叫び、オーディエンスから大きな拍手と歓声を浴びていた。

初の南米ライブにもかかわらず、日の丸や日本語で書かれた応援メッセージを掲げるファンも多数現われるなど、会場は熱狂的な盛り上がりに。約50分のライブは大成功のうちに終了した。