「"Bye-Good-Bye"One-day One Man Show」は昼夜2公演が行われ、両公演ともにソールドアウトとなった。この記事では昼公演の模様をレポートする。
開演前、会場にBMSG所属アーティストによる楽曲「Brave Generation -BMSG United Remix-」が流れ、客席から自然と手拍子が起こる。会場の明かりが落ちると、ステージ上のスクリーンにはどこかの街の路地裏のような場所を闊歩するBE:FIRSTの7人の姿が浮かび上がった。そしてスクリーンが上下に分かれ、その中心から黒と白のクールな衣装に身を包んだBE:FIRSTが登場。ライブは本日4月25日配信の楽曲「Betrayal Game」でスタートした。ドラマ「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」の主題歌として使用されているこの曲は、音数の絞られたミニマルな構成に、7人のダンスとボーカルが光る一曲。そのまま彼らのデビュー曲「Gifted.」が披露されると、オーディエンスはそのパフォーマンスに圧倒されるかのようにBE:FIRSTを注視していた。続く「Brave Generation」「First Step」では会場が一体感に包み込まれた。
新たに完成したBMSGの専用スタジオではしゃぐ7人の姿と、これからの意気込みを語るメンバーの映像によるインタールードを挟み、ストリート系の衣装に着替えたメンバーが登場。そして彼らを生み出したオーディション「THE FIRST」のテーマ曲「To The First」でライブが再開した。MCでは7人が「Betrayal Game」のミュージックビデオや、各メンバーにスポットを当てたティザー動画の撮影裏話などについて和気あいあいとトーク。5月18日にリリースされる2ndシングル「Bye-Good-Bye」や、現在進行しているプロジェクトに向けての意気込みなど、これからの活躍を期待させる話題が披露された。
この日特にインパクトを残したのが、プレデビュー曲「Shining One」のピアノバージョン。ダンサブルな原曲から一転、ピアノだけのバックトラックに、メンバーそれぞれがリードボーカルを取る形で披露された。7人はしっとりとみずみずしく歌い上げ、ボーカルスキルを遺憾なく発揮。BE:FIRSTデビューからの経験と成長を振り返るパートを挟み、「Shining One」の原曲バージョンを改めてパフォーマンスした。
続く「Kick Start」ではメンバーがBE:FIRSTとBESTY(BE:FIRSTファンの呼称)への思いをコメント。RYOKIは「僕たちなりの進化を通して、濃い時間を皆さんに届けられていたらうれしいです」、SHUNTOは「1人ひとりのBESTYの力で、こんなに大きなステージに立たせてもらって、感謝してもしきれません」、LEOは「かけがえのない時間を共有できたことは宝物です。たくさんの夢を皆さんと一緒に歩んでいければと思います。愛してます」、RYUHEIは「たくさんの曲を歌って皆さんに届けたいという気持ちが伝わるとうれしいです。まだまだ盛り上がっていきましょう」、SOTAは「世界への挑戦権への2歩目が踏み出せたと思います。絶対にみんなで世界に行きましょう」、MANATOは「BESTYの皆さんの反響をいつも楽しみにしているし、皆さんからパワーをもらっています」、JUNONは「皆さんの熱量に支えられているので、これからもさらに成長した姿を見せられればと思います」と語った。そして7人はラストナンバー「Bye-Good-Bye」を披露し、名残惜しそうに客席に手を振りながらステージをあとにした。
なお本日20:00には「Betrayal Game」のMVがYouTubeにてプレミア公開される。MV公開に先駆け、BE:FIRSTは19:30からインスタライブ、19:45からYouTubeライブを行う。
ハタサトシ / 畑 聡 @SatoshiHata
📷 https://t.co/wXwwxnmIq3