蒼井翔太、本質と可能性見せた3年ぶりツアー終幕「いつもそばにいてくれてありがとう!」

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蒼井翔太が2月12日に東京・東京ガーデンシアターでライブツアー「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」のファイナル公演を開催した。

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)

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「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」は蒼井にとって約3年ぶりとなるツアーで、昨年12月より2月にかけて福岡・福岡サンパレス、愛知・日本特殊陶業市民会館、宮城・仙台サンプラザホール、大阪・グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)、東京ガーデンシアターの5会場で行われた。ツアータイトルに冠されたのは物事の“核心”を表す「coRe」というワード。蒼井はツアー開催にあたって「僕の中に眠る僕という本質と、まだ見ぬ可能性、変わらないものを、色んな姿に変えて皆んなに楽しんで欲しいと思っています」とコメントしていた。

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)[拡大]

開演時間になると過去のミュージックビデオの数々がスクリーンに映し出され、6人のダンサーとともに蒼井がステージに登場。きらびやかなサウンドをバックに蒼井は「Tone」でライブの幕を開け、さわやかな歌声を場内いっぱいに響かせた。蒼井は「東京、盛り上がっていきましょう!」と告げ、会場一面に染まる青いペンライトの光を浴びながら「ブルーバード」でキレのあるダンスを披露。ダンサーたちが一度ステージをあとにすると、1人ステージに残った蒼井は重厚なロックナンバー「Eclipse」を燃えたぎるような熱い眼差しで歌い上げる。圧巻のシャウトとロングトーンに、客席からは大きな拍手が沸き起こった。

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)[拡大]

蒼井は「このご時世でツアーを回らせていただけることは本当にたくさんの皆さんの覚悟と協力があって。だからこそ今日この日を迎えられたんだと思っています。まずは感謝を伝えさせてください。本当にありがとうございます」と感謝の思いを述べる。オープニングから着用していたジャケットスタイルの衣装は、本来なら2020年に中止になってしまったライブで着る予定だったという。蒼井は「あと一歩まで作ってもらっていたんですよ。今回の『coRe』ができることになったときにこの子のことを思い出して。このままとっておくわけにはいかないよね、ぜひ皆さんに見てもらわないとねっていうことで、急遽完成させていただきました」とお披露目となった衣装をうれしそうにアピールした。

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)

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その後も蒼井は1曲ごとに異なる表情を見せてオーディエンスを魅了していく。「絶世スターゲイト」では美しい歌声を響かせ、「タッチ ツー テイク トリコ」ではペンライトを振りながら元気いっぱいに会場を盛り上げた。モノトーンの衣装にチェンジした蒼井は、雪が降る映像をバックに幻想的な雰囲気をまといながら「Powder snow」を切なく歌唱。そして和の雰囲気が漂うナンバー「月下の華」を艶やか披露したあと、「Checkmate」「硝子のくつ」といったダンスナンバーを連続でパフォーマンスした。

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)

蒼井翔太(撮影:上飯坂一)[拡大]

MCではほんわかとしたトークでオーディエンスを楽しませる蒼井。「蒼井翔太の曲を聴くと、受験に合格するらしいんですよ。ハイタッチ会やお渡し会をやっていたとき、『合格した』っていう声しか聞かなかった! 僕の声を聴いて現地に向かってください。きっといいことがあります!」と彼が自信たっぷりに言い切る場面もあった。ダンサーが鮮やかに舞った「MURASAKI」を経て、ライブは後半戦に突入。蒼井は淡いブルーの衣装を身にまとい、凛とした佇まいで「零」を披露。さらに「flower」を優雅に歌い上げたあと、アッパーなダンスチューン「UNLIMITED」をパフォーマンスした。蒼井は「1つの会場に1つの目的でいろんな人が集まれるってすごいですね。たとえ縁のない人でも、隠れたところではもしかしたらつながっているのかもしれない。そういうふうに毎回ライブは思わせてくれます」と会場を見渡す。そして「coRe」というツアータイトルについて「私、蒼井翔太は日頃から『変わらず変わる』という目標を持ってお仕事をさせていただいて、生きております。このツアーでは『変わらず変わる』ということを皆さんの前で証明したかった。あわよくば笑顔で楽しんでほしいという願いを込めながら、これからも変わることのない『coRe』を皆さんと一緒に再確認したかった。そういう気持ちを込めています」と説明し、「いつかまたみんなの声が聞ける日がくるんじゃないか。そんな日を心待ちにしながら、今も、そしてこれからも歌っていきたいと思っています」と宣言した。

「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」東京・東京ガーデンシアター公演の様子。(撮影:小境勝巳)

「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」東京・東京ガーデンシアター公演の様子。(撮影:小境勝巳)[拡大]

その後、蒼井はヘッドセットマイクにチェンジして「give me ♡ me」でダンサーたちとフォーメーションダンスを展開。表現力あふれる華麗なダンスでオーディエンスの目を釘付けにして大喝采を浴びた。ここで蒼井は現在新曲を制作していることを発表。「まだ詳細は言えないんですが、蒼井翔太としてまた新しい形になるんじゃないかなと思います。そしてそれは自分としてもすごく挑戦してみたかったことの1つで。新鮮な楽曲を待っていただきたいなと思います」とファンの期待を煽った。ラストナンバーはライブ初披露となった「Shake Shake! Together!」。蒼井はこの曲を通して離れていても同じ空でずっとつながってるというメッセージをファンに贈り、ステージをあとにした。

「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」東京・東京ガーデンシアター公演の様子。(撮影:小境勝巳)

「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」東京・東京ガーデンシアター公演の様子。(撮影:小境勝巳)[拡大]

アンコールを求める拍手に呼ばれて再びステージに現れた蒼井は、歌い出しをアカペラにアレンジした「奪えないもの」を歌唱。さらに「Existence」をエネルギッシュに踊ったあと、「またきっと再会しましょう!」と告げて「START!!」を晴れやかに届けた。蒼井は「みんなのおかげで3年越しに会場に来られました。皆さんに本当に感謝してます。会いに来てくれて本当にありがとうございました!」と深々とおじぎをして「出会ってくれてありがとう」「見つけ出してくれてありがとう」「大好きになってくれてありがとう」と会場の隅々まで手を振りながら何度も感謝の思いを言葉にする。そして最後には「いつもそばにいてくれてありがとう!」と力いっぱい伝え、笑顔でステージの奥へと去って行った。

このライブの模様は2月26日(土)18:00よりディレイ配信される。配信チケットの詳細は蒼井のオフィシャルサイトで確認を。

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蒼井翔太「蒼井翔太 LIVE 2021-2022 WONDER lab. coRe」2022年2月12日 東京ガーデンシアター セットリスト

01. Tone
02. ブルーバード
03. Eclipse
04. 絶世スターゲイト
05. タッチ ツー テイク トリコ
06. Powder snow
07. 月下の華
08. Checkmate
09. 硝子のくつ
10. MURASAKI
11. 零
12. flower
13. UNLIMITED
14. give me ♡ me
15. Shake Shake! Together!
<アンコール>
16. 奪えないもの
17. Existence
18. START!!

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