GANG PARADE再始動ライブに遊び人歓喜、1月3日にも渋谷ワンマン開催

昨日1月1日に再始動したGANG PARADEが、本日1月2日に東京・Spotify O-WESTでワンマンライブを開催した。

昨日1月1日の読売新聞朝刊にて、再始動がアナウンスされたGANG PARADE。2020年3月にGO TO THE BEDSとPARADISESの2グループに分裂して以来、事実上の活動休止状態になっていた。GO TO THE BEDSとPARADISESのメンバーのうち、過去にGANG PARADEに在籍していたのはヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ココ・パーティン・ココ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ、GANG PARADE初加入となるのはキラ・メイ、チャンベイビー、キャ・ノン。この10人は年が明けたばかりの1月1日未明、新聞広告を見て再始動および本日1月2日に復活後一発目のライブが決まっていることを知り、スタジオにこもって急ピッチで準備を進めた。GANG PARADEのライブが行われるのは、2021年5月に元メンバーで現在は振付師として活動するカミヤサキの脱退ライブ以来、約7カ月ぶりのこと。会場には3月9日に発売されるメジャー2ndシングル「PARADE GOES ON」を東京・タワーレコード渋谷店で予約した人の中から、抽選で選ばれたラッキーな遊び人（GANG PARADEファンの呼称）が集まった。開演前には音楽事務所WACKの辻山マネージャーが登場し、「GANG PARADEの三カ条」として「1. ファンの総称は遊び人」「2. ライブ中の写真、動画撮影はどちらもOK」「3. ダイブ、リフト、サーフ、組体操などの危険行為は禁止」の3つを発表。「新年早々お集まりくださりうれしいです。今日ここに来てくださった300人の皆さまと一緒に、GANG PARADEは武道館を目指していきます！ よろしくお願いします！」と挨拶した。

再始動発表から一夜明けて、ステージに帰ってきたGANG PARADEは、10人が一列に並び、「エンジョイプレイ！ みんなの遊び場！ GANG PARADEです！ よろしくお願いします！」とおなじみの挨拶をした。まず彼女たちは代表曲「Plastic 2 Mercy」を3回連続でパフォーマンス。振り付け、歌割りは現体制用にアレンジされており、10人は再始動を知ってからわずか1日後のステージという状況ながら、懸命に歌い踊った。メンバーが加入順に自己紹介したのち、ヤママチの「GANG PARADEの再始動ライブ、今日はよろしくお願いします！」という言葉に続いて名刺代わりの楽曲「GANG PARADE」へ。エッジィなダンスビートに乗せた、勇ましい歌声が響きわたった。さらに彼女たちは電波ソング風サウンドの四つ打ちナンバー「Happy Lucky Kirakira Lucky」でフロアを沸かせ、「pretty pretty good」「FOUL」と人気曲の数々を惜しみなく披露していった。「FOUL」は「あのときから止まってた時計の針はいまごろ少し動き出す」という一節を含め、GANG PARADEの再始動をドラマチックに彩った。

ライブ中盤、ココが「この10人での始まりの曲です」と話したあと、3月発売の新曲「PARADE GOES ON」が初披露された。メンバーは明るい楽曲に乗せて、緩急の効いた歌と踊りを披露。さらに2019年発表のメジャーデビュー曲「ブランニューパレード」のあと、長かったインディーズ時代最後のアルバム「LAST GANG PARADE」から「LAST」が投下され、気持ちのこもった10人のパフォーマンスが遊び人の涙を誘う。エモーショナルな余韻の残る中、ギャンパレはラストに初期ナンバー「UNIT」を届け、さっそうとステージをあとにした。

アンコールでは、月ノが「GANG PARADE、再始動させていただきました。2022年をGANG PARADEが奇跡を巻き起こす年にします。遊び人の皆さんと止まらずに進みたいです。新しく始まったGANG PARADEをよろしくお願いします！」と挨拶。「CAN'T STOP」では10人が手をつないで笑顔で歌い、時折おぼつかない動きのチャンベイビーをメンバーがサポートする場面もあった。そしてギャンパレは最後に「Plastic 2 Mercy」をパフォーマンスし、再始動ライブを締めくくった。

なお終演後、オフィシャルサイトおよびTwitter公式アカウントでは、明日1月3日にSpotify O-WESTでワンマンライブが行われることが告知された。