「ゆるめるモ！はまだまだ絶対にこれからです！」新体制初のツアー完走し、5人は次のステージへ

ゆるめるモ！がライブツアー「DELIVERY LIFESAVERS TOUR後半戦～新しい冒険のはじまり～」のファイナル公演を、東京・KANDA SQUARE HALLにて12月26日に開催した。

9月15日に発売されたミニアルバム「DELIVERY LIFESAVERS ～ゆるめるモ！を止めないで～」を携えて、前半と後半に分けて行われているこのツアー。10月10日に東京・Zepp DiverCity（TOKYO）で行われた前半戦ファイナルでけちょん、しふぉんの2人が卒業し、後半戦はなに、ねるん、へそ、まつり、めありの5人による新体制で初のツアーとなった。

登場曲「ゆるトロ」が大音量で会場に響き、声を出せない観客が拳やペンライトを掲げる中、「モンスターメリーゴーラウンド」のミュージックビデオで着用している衣装で5人が登場。なにが「盛り上がってこい！ かかってこいよー！」と客席を煽ったのち、最初の曲「極東47の街」で5人が早口で各県の名物を歌い上げる。「ゴーアウト」「WOW WOW WAR ～スカ・チャンポン斉唱戦線～」の振り付けで会場は一体となり、「不意打て!!」のサビでは観客たちが高く小刻みにジャンプ。MCではなにが「ツアーファイナル始まりました！ やりたい曲が多すぎてめちゃくちゃ駆け足なんですよ」と言ってテンポよく自己紹介をした。

メンバーが観客たちと記念写真を撮影したあとは後半戦に突入。5人での最初のオリジナル曲となった「モンスターメリーゴーラウンド」が披露されると、モンスターのようなサビのダンスを観客も真似る。「（除菌99.9）で、また会おう」のあとのMCでは、先日行われた、メンバーが物販や特典会で直接チケットを手売りする企画「手売りチケット100枚チャレンジ」の販売枚数が80枚だったことを発表。罰ゲームとして駅伝を走ることを宣言した。

次のブロックでは、まだリリース前のパンキッシュな新曲「!!（びびっくり）」をお披露目。「ミュージック 3、4分で終わっちまうよね」ではそれぞれが絶叫混じりにシャウトしながら歌った。大きなワンマンで披露されるのは数年ぶりとなった「OO（ラブ）」では、それぞれが自分の担当カラーの「モ！」マークがプリントされた扇子を持って歌い、なにが曲中で「ゆるめるモ！はがんばっていくので、ずっとずっとずっと応援してほしいです！」とシャウト。最後にグループの代表曲「逃げろ!!」でライブを締めくくった。

声を出せない観客が拍手でアンコールを求めると、ツアーTシャツに着替えたメンバーが再びステージに登場。なにが「速報が届きました！」と言いながら手に持ったスケッチブックを見せ、次のツアーの日程が決まったこと、現在の5人編成による初のミニアルバムが発売されることを明かした。

「本当に最後の曲たちになります」となにが告げ、始まったのは「must 正」。イントロではへそが「今日はありがとう！ みんながいてくれたから開催できたんだよ！」と来場者に感謝した。そして「あ！世界は広いすごい」を経て、5人は最後にビーチボールや浮き輪で遊びながら「なつ おん ぶる ー」を熱唱。ねるんが「みんなまだまだ『ゆるめるモ！は絶対にこれからだ』と思ってるので、末長くよろしくお願いします」と頭を下げ、5人にとっての初めてのツアーファイナルは幕を閉じた。