武藤彩未が“SHOWER”の世界観を詰め込んだリリースパーティ、サプライズでドラム演奏

武藤彩未のミニアルバム「SHOWER」のリリースを記念したワンマンライブ「○SHOWER○」が10月24日に東京・品川インターシティホールにて開催された。

「SHOWER」は9月15日にリリースされた武藤の3rdミニアルバム。開演前の会場にはシャワーの音が流れており、ステージにはバスタブが設置され、天井からバブルをイメージしたバルーンが吊るされているなどミニアルバムのタイトルにちなんだ世界観が会場全体を使って表現されていた。

スポットライトを浴びた武藤は「ヘッドホンコミュニケーション」でライブをスタートさせ、「Online」「雨音」を続けて披露した。彼女は「ひさしぶりの有観客、そして配信でも本当にありがとうございます。今日は『癒された』と帰っていただけるような空間をお届けしたいと思います」と挨拶。波の音が会場に流れると「SHOWER」収録曲のシティポップナンバー「あの夏の海で」が始まった。ライブ中盤では「Flower」「風花」がアコースティックアレンジで演奏された。

ライブ後半で武藤は「夢みちゃうよ」を初披露。本来かけ声が起こるパートで観客は手を大きく掲げた。「もっとわがままになってみせたなら」では、武藤のグッズとしてこの日発売された青と白のペンライトが会場全体で振られた。武藤が「ベティ」「RF」を畳みかけると、フロアは本公演最大の盛り上がりを見せた。

その後「センチメンタルスカイ」を妖艶なムードで歌い上げた武藤。ミニアルバムの表題曲「SHOWER」はバスタブを使用したステージングと、曲後半でステージ上にシャボン玉が降り注ぐという没入感のある演出とともに届けられた。アンコールでは武藤がドラム演奏を披露し、ファンを驚かせるひと幕も。そして「今夜のキスで忘れてほしいの」でライブは終演した。