全国公開中の「ひらいて」は綿矢りさの同名小説を
作間は山田、芋生、首藤監督とともに舞台挨拶に登壇。自身の役作りについて「僕自身、第一印象ではたとえくんみたいにクールに見られやすいんですけど、『しゃべるとぶっ飛んでるね』って言われることが多くて。内面を封印して、“作間の佇まい“で役に挑みましたね。感じるままにやってみました」と答えた。さらに、映画の中で好意を寄せられる愛と美雪の印象について「愛はとにかく恐ろしい存在で、美雪は優しく包み込んでくれる存在。2人に挟まれるたとえくんは大変そうだけど、うらやましいですね」と顔をほころばせた。
劇中で強いインパクトを与えるのが、たとえが愛に辛辣な言葉を浴びせるシーン。作間もこのシーンにこだわったようで、首藤監督に相談しながら、微妙に言い回しを変えたという。撮影について彼は「けっこうエグい言葉を連ねるシーンなんですけど、僕自身も泣きそうになって苦しかったですね」と振り返った。そんな現場での作間について首藤監督は「今はこんなスーツでキメてますけど、撮影中は所在なさげに長い手足を持て余す感じで立っていらっしゃいました。ホントにたとえくんでしたね」とコメント。この発言を受けて作間は「最初会ったときは胸を張って『おはようございます!』と元気に挨拶したんですけど、地味な男子高校生というたとえのキャラクターに寄せていって。私生活でも意識して猫背にしていたら、ホントになってしまって。今は首を痛めるくらいの完璧な猫背です」と打ち明けながらも、どこかうれしそうな笑みを浮かべていた。
最後に登壇者たちが順番に観客に挨拶し、作間は「眩しい青のスーツで登場しております。初めての舞台挨拶ということで貴重な体験でしみじみしていますね。人生がまたひとつ豊かになる映画だと思うので、たくさんの方に観ていただければと思います」と本作をアピールし、舞台を去った。
音楽ナタリー @natalie_mu
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