この映画は作家・辺見じゅんのノンフィクション小説を実写化した作品。第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人が不当に抑留されたシベリアの強制収容所(ラーゲリ)での残酷な日々の中で、生きる希望を捨てなかった山本幡男の姿が描かれる。監督を務めるのは
二宮和也(嵐) コメント
“ただただ帰ることを想って、行ってきます。”
瀬々敬久監督 コメント
どんな状況でも「それでも生きろ」、「希望を捨てるな」そんなメッセージが山本幡男さんの苛烈な人生からは伝わってきます。
先日、山本さんが生まれ育ち、妻のモジミさんが子供たちと戦後を過ごした隠岐の島に行ってきました。山本さんの生家は今はなく竹藪となっていましたが、目の前はすぐに海。
海はどこまでも続くようで、ここから人生を始めシベリアの果てにたどり着いた、途方もない旅に思いを馳せました。
山本さんら多くの人々を追い詰めてしまった状況を再び作らないよう、
戦争の起こした悲劇がもう再び起こらないよう、思いを込めて映画に取り組んでいきたい。そう思っています。
音楽ナタリー @natalie_mu
二宮和也が映画「収容所から来た遺書」で主演、希望を捨てずに生きる山本幡男に(コメントあり)
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