錦戸亮、ホールツアーを経て「Note」に書き足した誇り「素敵な経験ができました」

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錦戸亮の全国ホールツアー「Note」のファイナル公演が、昨日6月16日に東京・中野サンプラザホールにて行われた。

錦戸亮(撮影:渡邊玲奈)

錦戸亮(撮影:渡邊玲奈)

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このツアーは今年1月にリリースされた2ndアルバムを携え、4月15日にスタート。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長を受けて一部公演の延期に見舞われつつも、最新作の世界を全国のファンに届けた。

錦戸亮(撮影:渡邊玲奈)

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ライブのオープニング映像ではステージ前方を覆う紗幕いっぱいにノートのイラストが映し出される。そのノートの上には世相に左右され、音楽を奪われた1匹のオオカミの物語がアニメーションで描かれた。彼が大切なギターを取り戻したところでステージ中央に立った錦戸にスポットライトが当たる。錦戸は力強いリズムに乗せ、1曲目「ラストノート」を高らかに歌い上げた。

サポートメンバーの田口慎二(G)、山口寛雄(B)、松本ジュン(Key)、河村吉宏(Dr)とともに骨太なインストチューン「Top note」を披露したあとはストリングスカルテットも加わり「ノマド」を演奏。ホール内にはレーザー光線がきらめき、曲の世界を華やかに彩った。錦戸はファイナル公演に向け「精一杯やりきってよかったと思える空間を作りたいです」と意気込み、続く「ハイボール」を熱唱。「若葉」ではギターを下ろし、ハンドマイクを握ってリラックスした表情で客席に手を振りながら歌声を響かせた。

「錦戸亮 LIVE TOUR 2021 "Note" 」中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:田中聖太郎)

「錦戸亮 LIVE TOUR 2021 "Note" 」中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:田中聖太郎)[拡大]

ステージ上にトーチが灯る中、美しいストリングスのハーモニーとともに届けられたのは「Silence」。大サビでは歌詞で描かれたとおりのアンサンブルが繰り広げられ、場内を感動に導いた。続くMCでは3月に行われたアルバムのリリースイベントツアー、そして今回のホールツアー、全38公演を振り返り「自分がやりたくてやってることだけど、皆さんが来てくれる状況、そういう環境にいられる自分を幸せに思います」と語る。そしてかつてジャニー喜多川氏からライブの終了後に泣いていた自分たちに「泣いてる理由はなんだ? 次の仕事が決まってないからだろ」という言葉をかけられたというエピソードを明かし「素敵な考え方だと思って。そこから僕は何かをやり遂げて泣くということがなくなりました」と、ツアーを終えても貪欲に前を向いていく自身の姿勢を印象づけた。

その後のパートではバンドメンバーとともに「ホンキートンクラプソディ」「アンブレラ」といったナンバーをジャジーなアレンジで披露した。「微睡み」では錦戸がサックスソロを披露するが、間奏で痛恨のミス。いったん演奏を終えたあと錦戸は「お察しのとおり……もう1回! マジでズルいなあ(笑)」とやり直しを宣言し、2回目では迫力ある音色を響かせて観客から大きな拍手を浴びていた。

「錦戸亮 LIVE TOUR 2021 "Note" 」中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:田中聖太郎)

「錦戸亮 LIVE TOUR 2021 "Note" 」中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:田中聖太郎)[拡大]

ライブ終盤ではバンドメンバーによるインスト曲「Middle note」のあと、スモークがたなびく中で「コノ世界ニサヨウナラ」をじっくりと聴かせる。さらに「バッジ」「Tokyoholic」と熱いロックチューンが連投されると、声援を送ることができないファンは力強くペンライトを振ってメンバーたちのパフォーマンスに応えた。最後に錦戸は「これからも皆さんに楽しんでもらえるように、そして僕自身も楽しんでやっていきたいです」とさらなる活躍を誓い、「オモイデドロボー」を熱唱した。

アンコール前の映像では、オープニング映像にも登場したノートに今回のツアー日程とファンへの感謝のメッセージが記される。拍手に迎えられた錦戸は紗幕の前に立ち、アコースティックギターの弾き語りで「I don't understand」を披露。その後はバンドメンバーを加え、ビッグバンド風のにぎやかなアレンジが印象的な新曲「ツキノハナシ」を演奏した。

メンバーを紹介したのち、錦戸は「今日で一区切り。すがすがしいです」と晴れやかな表情を見せる。そして映像に登場したノートについて「半分のページが空いていたけれど誇れるものをどんどん書き足して、薄っぺらいノートを分厚くしていきたい」と語り、「皆さんのおかげで素敵な経験ができました。また会いましょう!」と再会を誓ってステージを去っていった。終演後のステージでは今年冬にアリーナ公演を行うことをアナウンス。さらに会場の出口には錦戸からの「アリーナ公演で会いましょう!!」というメッセージも掲示され、ファンを最後まで喜ばせた。

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錦戸亮 LIVE TOUR 2021 "Note" 2021年6月16日 中野サンプラザホール セットリスト

01. ラストノート
02. Top note
03. ノマド
04. ハイボール
05. キッチン
06. 若葉
07. Silence
08. ホンキートンクラプソディ
09. アンブレラ
10. 微睡み
11. Half Down
12. 罰ゲーム
13. Middle note
14. コノ世界ニサヨウナラ
15. Point of Departure
16. バッジ
17. Tokyoholic
18. オモイデドロボー
<アンコール>
19. I don't understand
20. ツキノハナシ

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はるはるまん @halhalman2015

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